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K.G.りぶれっと 39

復興と居住地移動

編:リスクデザイン研究センター(関西学院大学特定プロジェクト研究センター)
編:リスクデザイン研究所

紙版

内容紹介

震災復興において居住地の移動は何を意味するか。津波、生業、コミュニティの再建など、無数にあるリスクの関係性を読み解くために。

目次

はじめに

第1章 居住地選択をめぐる論点
 1 「住み続ける」と「住み替える」 居住の選択肢
 2 東日本大震災以前の防災集団移転促進事業をふり返る
 3 災害後の地域再建と安全について
 4 県外避難の居住実態 緊急時の住まい確保の課題を問う
 5 長期避難生活における共生への萌芽
 6 定住の価値を問う

第2章 オフサイトの視点に学ぶ
 1 地域知としての災害伝承の意義
 2 黒江のまちづくりとサポーター制度 まちづくりにおける協働の広がりを考える
 3 十津川村のリジリエンス
 4 中越から東日本へ

第3章 オンサイトの支援者に学ぶ
 1 3年半目の「気仙沼」
 2 内発的まちづくりに向けて まち・コミの東日本での活動
 3 みやぎ連携復興センターに参画させていただいて
 4 コミュニティ再建のために災害公営住宅で何が可能か 宮城県七ヶ浜町での取り組みから

おわりに

執筆者紹介

著者略歴

編:リスクデザイン研究センター(関西学院大学特定プロジェクト研究センター)
〈研究目的〉実践的グローバル人材育成の取り組み内容とその成果について学術的に調査を行い、その知見を内外の教育界、産業界に向けて発信していく。

ISBN:9784862832122
出版社:関西学院大学出版会
判型:A5
ページ数:112ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2016年01月
発売日:2016年01月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS