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市民社会セクターの可能性

110年ぶりの大改革の成果と課題

編著:岡本 仁宏

紙版

内容紹介

公益法人制度改革の意義と今後の課題提言。公益法人制度改革の把握と評価、その展望を探る。日本の市民社会を基本から問い返す。

目次

序章 公益法人制度改革の文脈と意義(岡本仁宏)

第1部 公益法人セクターと公益認定制度の課題
──110年ぶりの改革法の完全施行で見えてきた問題

第1章 公益法人制度改革の現状と今後の展望(雨宮孝子)
第2章 制度改革の経緯(太田達男)
第3章 主務官庁制度のパターナリズムは解消されたのか(出口正之)

第2部 新しい市民社会の姿
──市民社会セクターの課題と展望

第4章 セクターの構造と変容(太田達男)
第5章 非営利法人制度の統一的将来像に向けて(山岡義典)
第6章 制度統合の可能性と問題 ガラパゴス化とグローバル化(出口正之)
第7章 論点の再整理 よりよい非営利法人法体系に向けて(初谷勇)
終章 日本の市民社会セクターの発展のために 論点整理と提言(岡本仁宏)

著者略歴

編著:岡本 仁宏
関西学院大学法学部教授(政治哲学・NPO/NGO論)。京都大学法学部卒。
編著『新しい政治主体像を求めて:市民社会・ナショナリズム・グローバリズム』(法政大学出版局、2014年)。編著『ボランタリズム研究』1、2号(大阪ボランティア協会、2013年)。「世論」「パトリオティズム」「国民」「市民社会」古賀敬太編『政治概念の歴史的展開』16巻(晃洋書房、2013年)など。
(本データはこの書籍が刊行された当時のものです)

ISBN:9784862831880
出版社:関西学院大学出版会
判型:A5
ページ数:252ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2015年03月
発売日:2015年03月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LNB