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多様性のなかのフランス語

フランコフォニーについて考える

著:鳥羽 美鈴

紙版

内容紹介

フランス語圏の言語・文化的多様性を提示

目次

はじめに
第1章フランス語圏の特徴
第2章フランス語の地位の揺らぎ──フランス語VS英語?
 2.1植民地支配とフランス語使用域の拡大
 2.2英語の流入
 2.3国際組織におけるフランス語使用の減少
第3章フランス語と「フランコフォニー」
 3.1「フランコフォニー」の字義
 3.2「フランコフォニー」と「フランコフォン」という範疇
第4章国際組織としてのフランコフォニー
 4.1フランコフォニー国際組織(OIF)の誕生
 4.2組織の全体像
 4.3コモンウェルス(英連邦)との比較からみる特徴
 4.4フランコフォニー各機関の予算
 4.5組織の活動内容
 4.6フランコフォニー国際組織とフランス語
 4.7加盟がもつ意味
第5章フランス語とフランス
 5.1フランスと対外戦略としての「フランコフォニー」
 5.2フランスの地域語問題
 5.3フランス語防衛の動きと地域語
 5.4フランコフォニー政策を確立するために
第6章フランス語とアフリカ諸国
 6.1アフリカの言語的多様性
 6.2メディアと使用言語
 6.3フランス語の果たす役割と社会的影響
 6.4学校教育とフランス語
 6.5アフリカ諸言語の教育
 6.6コートジボワールの事例
 6.7セネガルの事例
第7章フランス語と旧フランス領の作家
 7.1フランス語で書くということ
 7.2フランス語の複数性
 7.3言語選択とアイデンティティ
 7.4言語選択がもつ政治性
おわりに
参考文献
年表
 1.フランコフォニー国際組織設立の歴史
 2.フランスの欧州地域少数言語憲章調印まで
資料
 1.フランコフォニー国際組織加盟国・地域(全75メンバー)
 2.世界のフランコフォニー(2011年)

ISBN:9784862831019
出版社:関西学院大学出版会
判型:A5
ページ数:240ページ
定価:3400円(本体)
発行年月日:2012年03月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JHB