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せかいの影絵

著:松本典子

紙版

内容紹介

『裸眼で触れる』につづく2017年夏から2022年夏までの387首を収めた第四歌集。
「戦争や災害や身近な死によって影絵のなかを歩んでいるような、その向こうの光を求め続けるような日々だったと思う。人生の半ばに差し掛かり感じずにはいられない陰翳を、『せかいの影絵』という歌集名に籠めた。」(あとがきより)

目次


 ガラスペン
 せかいの影絵
 ♮ ナチュラル
 薔薇のTATOO
 本と顔

 ひとも街もこゑも
 波音を吸ひ
 傘/香港
 ひとは老いて
 ゆふべの雷雨
 チョークの匂ひ

 春雷
 遊行女婦
 胸に挿す花
 素顔
 焦点
 show とsnow
 春の字幕

 霧と空港
 月を呑む蛙
 雪、恥のやうに降る
 アイマスク
 Village Vanguard
 祈りの季節
 永久機関
あとがき

ISBN:9784862727299
出版社:短歌研究社
判型:4-6変
ページ数:172ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2023年02月
発売日:2023年02月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ