リヒテンベルクの手帖Ⅱ
著:ゲオルク・クリストフ・リヒテンベルク
編:吉用 宣二
紙版
内容紹介
18世紀最大の「知の巨人」が残した記録本邦初全訳・全Ⅱ巻の完結
「リヒテンベルクの図形」で有名な自然科学者であり、啓蒙の思想家であった著者が、全科百般を論じ、恋愛や自分の内面(夢)をも観察し記録した、人間的魅力あふれる手帖の全容が、ここにはじめて明らかになる。
Ⅱ巻では手帖の続き、資料ノート、日記などを収録する。
リヒテンベルクは、機知に富んだアフォリズムで有名であるように、言語表現を重視していた。 「良い表現は良い考えと同じくらいの価値がある。表現されたものを良い側面から示すことなしに、自分を良く表現することは不可能である」(「訳者あとがき」より)