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フットボール風土記 Jクラブが「ある土地」と「ない土地」の物語

著:宇都宮 徹壱

紙版

内容紹介

全国に散らばる個性豊かなクラブの「Jリーグへのほそ道」を辿る。
「アマチュアサッカーの今」を克明に描写するルポルタージュ。

目次

なぜ、フットボール「風土記」なのか

第1章かくも厳しき全国リーグへの道
全国地域サッカーチャンピオンズリーグ 2016年・霜月

第2章親会社の都合に翻弄されて
三菱水島FC 2017年・睦月

第3章県1部からJリーグに「否」を叫ぶ
いわきFC 2017年・長月

第4章女川町にJFLクラブがある理由
コバルトーレ女川 2018年・睦月

第5章ワールドカップとJFLをつなぐもの
FC今治 2018年・文月~霜月

第6章世界で最も過酷なトーナメント
全国社会人サッカー選手権大会 2018年・神無月

第7章サッカーを変える、人を変える、奈良を変える
奈良クラブ 2018年・師走

第8章アマチュア最高峰であり続けるために
FCマルヤス岡崎 2019年・卯月

第9章最大の「Jリーグ空白県」でのダービーマッチ
ホンダロックSC&テゲバジャーロ宮崎 2019年・皐月

第10章なぜ「71番目のクラブ」は注目されるのか?
鈴鹿アンリミテッドFC 2019年・水無月

第11章北信越の「Fの悲劇」はなぜ回避されたのか?
福井ユナイテッドFC 2019年・文月

第12章クラブ経営の「属人化」をめぐる物語
北海道十勝スカイアース 2019年・葉月

第13章令和最初のJFL昇格を懸けた戦い
全国地域サッカーチャンピオンズリーグ 2019年・霜月

第14章蝙蝠と薔薇の街で胎動する「令和的戦略」
福山シティフットボールクラブ 2020年・文月

第15章多様性の街から「世界一のクラブ」を目指す理由
クリアソン新宿 2020年・文月~葉月

ピラミッドの中腹での15年

著者略歴

著:宇都宮 徹壱
宇都宮徹壱(うつのみや・てついち) 1966年東京都出身。東京藝術大学大学院美術研究科修了。TV制作会社勤務を経て97年より写真家・ノンフィクションライターとしての活動を開始。2010年に『フットボールの犬』(東邦出版)で第20回ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。16年より『宇都宮徹壱WM(ウェブマガジン)』を配信中。

ISBN:9784862555748
出版社:カンゼン
判型:4-6
ページ数:288ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2020年11月
発売日:2020年11月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SF