アジアの停車場
ウラジオストクからイスタンブールへ
著:小牟田 哲彦
紙版
内容紹介
人でごった返すターミナル。観光客がいないローカル駅。観光資源、知名度、行きやすさにとらわれず、アジア各地で旅人が心惹かれる情緒を感じる駅――アジアの停車場(ていしゃば)――を辿る。
アジア28ヵ国・地域の100駅を訪問した紀行文を、極東からアジア西端まで鉄路が続くように並び替えて再構成した。読み進めていけば、アジアの端から端まで実際に移動しているかのような気分で異国情緒に浸ることができる。また、鉄道研究家である著者の独自の視点から駅の歴史や国際事情を解説しており、普通のアジア放浪記とは一味違う筆致で描かれる鉄道紀行となっている。美麗巻頭カラー16ページ、100駅すべての写真掲載、さらに全地域の駅の位置が分かる詳細な地図を配置し、ビジュアル的にも大満足な一冊。
目次
まえがき
第1章 北アジア
(1)ロシア
(2)樺太
(3)モンゴル
第2章 中国
第3章 北朝鮮
第4章 韓国
第5章 台湾
第6章 東南アジア
(1)フィリピン
(2)ベトナム
(3)カンボジア
(4)タイ
(5)ミャンマー
(6)マレーシア
(7)シンガポール
(8)インドネシア
第7章 中央アジア
(1)カザフスタン
(2)キルギス
(3)ウズベキスタン
(4)タジキスタン
第8章 南アジア
(1)バングラデシュ
(2)インド
(3)スリランカ
(4)ネパール
(5)パキスタン
第9章 西アジア
(1)アゼルバイジャン
(2)イラン
(3)シリア
(4)トルコ