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住宅改修アセスメントのすべて[改訂版]

著:加島 守

紙版

内容紹介

介護保険を利用して住宅改修費の給付を受けるのに必要な「理由書」の書き方から、「理由書」を使用した住宅改修アセスメントの方法まで、住宅改修に必要な知識を詳細に解説!豊富な改修事例写真、「理由書」フォーマット記入例など、介護住宅づくりにすぐ役立つ情報が満載。

目次

第1章 介護保険制度を利用した福祉用具と住宅改修の手続き
 介護保険サービスを受けるには/要介護認定/福祉用具に関するサービス/居宅介護福祉用具貸与および 介護予 防福祉用具貸与、特定福祉用具販売および特定介護予防福祉用具販売/住宅改修費給付サービス /居宅介護住宅 改修費、介護予防住宅改修費/住宅改修費の支給申請の流れ/住宅改修費事前申請に必 要な書類/確認・発注・ 施工・完成 事後申請に必要な書類/改修の種類

 介護サービス関係住宅改修 Q&A

第2章 住宅改修とは
 住宅改修の目的/自立とは/生活の範囲を拡げよう/生活障害と捉えること/住宅改修とは/住宅改修の 方法/ 住宅改修の視点と流れ/高齢者対応住宅と住宅改修の違い

第3章 住宅改修におけるアセスメント
 住宅改修プランをつくるに当たって
  ニーズとディマンズ/ニーズのレベル/閉じこもりの定義/介護が必要になった原因/ICFと住環境  整備/ICF構成要素/生活の種類/ICF参考事例/生活動線の把握/身体機能の把握/総合的な判  断

第4章 住宅改修「理由書」の書き方・使い方
 「理由書」の必要性
  事前申請制度/「住宅改修が必要な理由書 フォーマットP1,P2」
 理由書作成の留意点
  「利用者の身体状況」/「介護状況」/「住宅改修により、利用者等は日常生活をどう変えたいか」/  「福祉用具の利用状況と住宅改修後の想定」/「①改善をしようとしている生活動作」/「② ①の具  体的な困難な状況」/「③改修目的・期待される効果・改修方針」/「④改修項目(改修箇所)」/実  際の理由書の書き方/理由書の利用方法

第5章 各場所における留意点
 各場所におけるアセスメント
 トイレ
  排泄動作/トイレまでの移動/トイレ内動作/トイレからの移動
 浴室
  入浴動作/浴室までの移動/脱衣室の出入り/脱衣/浴室への移動/すのこ/洗体(および洗髪)/浴  槽またぎ(浴槽の出入り)/浴槽内立ち座り/浮力の影響/フォローアップ
 玄関〜門
  玄関における動作/玄関までの移動/上がり框の昇降/靴の着脱/施錠・開錠/門までの移動
 「その他」の場所
  居室改修における注意点/段差解消/洗面台/階段昇降機(介護保険外)/段差解消機

第6章 演習
 事例プロフィール
  病院内ADL/身体状況/住環境/介護状況/本人の希望/家族の希望(妻)/1F図面
 アセスメント
  「利用者の身体状況」記入例
  排泄動作についての確認/入浴動作についての確認/外出動作についての確認/「①改善をしようとし  ている生活動作」のチェックおよび、② ①の具体的な困難な状況」記入例
 方針
  「住宅改修により、利用者等は日常生活をどう変えたいか」記入例/「福祉用具の改修前の利用状況と  住宅改修後の想定」記入例/「③改修目的・期待される効果」のチェックと「改修方針」記入例/「④  改修項目(改修箇所)」記入例/「住宅改修が必要な理由書 A氏記入例P1,P2」

第7章 住宅改修Q&A
 Q1 手すりの設置をすすめるべき?
 Q2 高齢者の身体機能の特徴
 Q3 母の浴槽のまたぎが心配です
 Q4 バリアフリー住宅とはどういうもの
 Q5 住宅改修におけるケアマネジャーの役割
 Q6 住宅改修費用について
 Q7 退院時の住宅改修の注意点
 Q8 家庭内事故
 Q9 住宅改修と福祉用具の使い分け
 Q10 歩行器or住宅改修?
 Q11 手すりの機能
 Q12 段差はとるべき? 残すべき?
 Q13 立ち上がりの工夫

ISBN:9784862514103
出版社:三和書籍
判型:B5
価格:2600円(本体)
発行年月日:2020年06月
発売日:2020年06月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AMK