法華経のあらまし
新装版
二十八章と開・結
著:高橋 勇夫
紙版
内容紹介
妙法蓮華経二十八章と開経・結経の説かんとする内容を、現代人に理解できる
用語をもって概説する。
難解な仏教述語は、平易な言葉と譬えをもって、時空を超えた法華経のドラマ
としくみは的確な事例を引いて詳述する。
目次
開経 無量義経
妙法蓮華経
はじめの章(序品)/唯だ一乗の法のみあり(方便品)/この世はまさに
燃える家(譬喩品)/ 父つねに子を思う(信解品)/降る雨かわらねど、
生いる草木各々差あり(薬草喩品)/四大弟 子に未来成仏の予告(授記
品)/まぼろしの城のたとえ(化城喩品)/下根の声聞に未来成仏の予告
(五百弟子受記品)/二千人に未来成仏の予告(授学無学人記品)/道を
弘める功徳(法師品)/大地より宝塔涌出す(見宝塔品)/悪人と女人の
成仏(提婆達多品)/仏なきあとの弘経を誓う(勧持品)/法を説くもの
の四つの心得(安楽行品)/菩薩、大地より湧出す(従地湧出品)/永遠
の仏のいのち(如来寿量品)/得るところの功徳、差あり(分別功徳品)
/五十展転随喜の功徳(随喜功徳品)/六根清浄(法師功徳品)/常不軽
菩薩について(常不軽菩薩品)/神力を現じ地涌の菩薩に滅後の弘法を付
嘱す(如来神力品)/総じて菩薩に付嘱す(嘱累品)/薬王菩薩の前生物
語(薬王菩薩本事品)/妙音菩薩、三十四身に身を現ず(妙音菩薩品)/
観世音菩薩、三十三身に身を現ず(観世音菩薩普門品)/陀羅尼をもって
法華経の受持者を守護す(陀羅尼品)/浄蔵・浄眼の二子、妙荘厳王を教
化す(妙荘厳王本事品)/普賢菩薩、人を勧めて道心を発さしむ(普賢菩
薩勧発品)
結経 観普賢菩薩行法経