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「環境」の基本的な考え方

持続可能な循環型社会をめざして

著:西野 徳三

紙版

内容紹介

自然と調和し共生する社会、限られた資源やエネルギーの枯渇のない社会、環境破壊や汚染のない社会をつくるために、人類、そして私たちは何をしたら良いのだろうか。今を生きる私たちの欲求が満たされるだけでなく、将来世代の欲求をも満足させられるような、生態系を守る循環型の持続可能な社会にすることが必要である。古来より日本人は水や森の循環系を守り、ものを大切にし、土壌を重視した再生産の考え方で海や山の共生系を保ってきた。その心を持ち続けたいものである。

目次

第1章 宇宙における地球
第2章 環境から見える資源
第3章 土から得たものを土に返す
第4章 生ごみを含め、有機性廃棄物の処理、堆肥化
第5章 自然と太陽のエネルギーのめぐみ
第6章 健康や病気は遺伝子支配か環境支配か
第7章 日本の自然調和型文化の継承を

著者略歴

著:西野 徳三
1941年生まれ。1966年東北大学理学部化学科卒業。1971年東北大学大学院理学研究科化学専攻博士課程修了、理学博士。1971年シンシナティー大学及びハーバード大学博士研究員を経て1974年東北大学教養部生物学科助手、1975年から1988年まで京都大学理学部化学科助手、1988年東北大学工学部分子化学工学科助教授、1992年東北大学工学部生物化学工学科教授、2005年同大学定年退職、東北大学名誉教授。2005年東北生活文化大学家政学科特任教授、2012年同大学定年退職、2012年から2013年古城幼稚園特任園長、2015年から2021年公益財団法人日本化学研究会理事長。

ISBN:9784861633478
出版社:東北大学出版会
判型:A5
ページ数:286ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2022年01月
発売日:2022年01月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TQ