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留学のための異文化トレーニング

知る、共に学ぶ、実践する

著:勝又恵理子

紙版

内容紹介

カルチャーショックなどに適応するために、渡航前、留学中、帰国後の各段階で行うべき異文化トレーニングの理論とその実践法を紹介。

目次

はじめに

第1章 海外留学に必要なスキルとは
 1. アクティブ・ラーニングとしての留学
 2. 異文化トレーニング
 3. 留学で身に付くスキル
 4. 留学相談を受ける側のスキル
 5. 留学の種類

Column1 異なる教育方法

第2章 留学前トレーニングの目的と方法
 1. 留学前の準備
 2. 留学前研修を受けた学生の感想・エピソード

Column 2 留学する大学の決め方

第3章 留学中のサポート・相談
 1. サポートシステムのあり方
 2. 異文化能力とD.I.E.法
 3. 留学中に役立つ活動
 4. 留学中の相談実例
 5. 留学を成功させるために
 6. これからの自分について考える

Column 3 サポートする側のトレーニングの重要性

第4章 留学後トレーニングの目的と方法
 1. 留学後の問題点
 2. 留学後研修を受けた学生の感想・エピソード
 3. 再入国カルチャーショックへの対応
 4. 自分の変化の受容
 5. 留学後の言語の維持と向上について
 6. 就職活動について

Column 4 大学院・博士課程の留学のサポートグループについて

第5章 留学サポートをめぐる新たな課題
 1. 近年の留学の傾向
 2. 短期留学事例の分析から
 3. 変わる留学――オンライン留学、国際協働オンライン学習

Column 5 推薦書を依頼する際のポイント

謝辞

参考文献一覧

著者略歴

著:勝又恵理子
勝又恵理子(かつまた・えりこ)
青山学院大学国際政治経済学部国際コミュニケーション学科准教授。専門は、異文化コミュニケーション、異文化トレーニング、COIL型教育、アクティブラーニング、プレゼンテーション。
高校3年次に1年間の交換留学でアメリカへ渡り、そのまま現地の高校を卒業。ヒューストン大学クリアレイク校多文化学科修士課程修了。クレアモント大学院大学&サンディエゴ州立大学大学院教育学科博士課程修了 (Ph.D. in Education)。サンディエゴ州立大学、明治大学、桜美林大学などで非常勤講師を務めたち、現職。大学、企業などで海外留学、海外赴任前、異文化コミュニケーション、教員養成のためのトレーニングに携わってきた。
主な著書に『プレゼンテーションの基本 協働学習で学ぶスピーチ──型にはまるな、異なれ!』(2018年、共著、凡人社)、「アクティブラーニングで学ぶコミュニケーション」(2019年、共編著、研究社)など。

ISBN:9784861108402
出版社:春風社
判型:A5
ページ数:172ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2023年02月
発売日:2023年02月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN