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小鳥が歌う

古いポルトガル語による聖母マリアの詩

著:菊地 章太

紙版

内容紹介

中世イベリア半島の吟遊詩人らが作り歌った古ポルトガル語詩、カンティーガ。和訳と解説で、当時の人々の聖母への思いを汲みあげる。

目次

はじめに―トロバドールの芸術

第一部 世俗の詩  
Ⅰ 愛のささやきのカンティーガ 
Ⅱ 愛の哀しみのカンティーガ
Ⅲ 旅の愁いのカンティーガ
Ⅳ 聖母を慕うカンティーガ 

第二部 信仰の詩  
Ⅰ 聖母のトロバドールとして 
Ⅱ 奇跡と巡礼のカンティーガ 
Ⅲ 王の生涯のカンティーガ 
Ⅳ 聖母の祝祭のカンティーガ 

おわりに―中世イベリアの聖母信仰  

補遺  
参考文献  
あとがき

著者略歴

著:菊地 章太
1959年、横浜市生まれ。神奈川県立外語短期大学付属高校卒、筑波大学卒業後、トゥールーズ神学大学高等研究院留学。東洋大学教授。博士(文学)。著書に『姿を変えたキリスト―みなし子を育てたシスターたち』(春風社)、『聖母マリアのカンティーガ―中世イベリアの信仰と芸術』『奇跡の泉へ―南ヨーロッパの聖地をたずねて』(以上、サンパウロ)、『ユダヤ教 キリスト教 イスラーム』『エクスタシーの神学』(以上、ちくま新書)、『悪魔という救い』(朝日新書)、『魔女とほうきと黒い猫』(角川ソフィア文庫)ほか。

ISBN:9784861106941
出版社:春風社
判型:4-6
ページ数:220ページ
定価:3600円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年09月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB