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『パターソン』を読む

ウィリアムズの長篇詩

著:江田 孝臣

紙版

内容紹介

アメリカのモダニズム詩人、ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ(1883~1963)の代表作『パターソン』(Paterson)。ジム・ジャームッシュ監督の同名映画にヒントを与えたこの長篇詩が追い求める「アメリカ的なるもの」とは? 文学的交流から地誌、産業史、政治、人種表象……と、さまざまな角度から読み深めた論考11篇と、ニュージャージ州パターソンの街についてのエッセイ2篇他を収録。

著者略歴

著:江田 孝臣
江田孝臣(エダ・タカオミ)
一九五六年、鹿児島県に生まれる。
一九七九年、千葉大学人文学部卒業。一九八五年、東京都立大学大学院博士課程人文科学研究科英文学専攻退学。中央大学経済学部助教授を経て、早稲田大学教授。
著書に『エミリ・ディキンスンを理詰めで読む』(春風社、二〇一八)、『はじめて学ぶアメリカ文学史』(共著、ミネルヴァ書房、一九九一)、『批評理論とアメリカ文学』(共著、中央大学出版部、一九九五)。
訳書に、ヘレン・ヴェンドラー『アメリカの抒情詩―多彩な声を読む』(共訳、彩流社、一九九三)、『アメリカ現代詩101人集』(共訳、思潮社、一九九九)、『エズラ・パウンド事典』(雄松堂、二〇〇八)など。

ISBN:9784861106453
出版社:春風社
判型:4-6
ページ数:352ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2019年05月
発売日:2019年06月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC