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鳥類学者の目のツケドコロ

著:松原 始

紙版

内容紹介

『カラスの教科書』で人気の松原始先生が、身近な野鳥について語りつくします! スズメやツバメ、カワセミ、ヒヨドリ、ウグイス、トビ、ハヤブサなど、身近にふつうにいる鳥たちの生活や行動などに迫ります。もちろん、カラスの話題も豊富。おなじみのハシブトガラスとハシボソガラスをはじめ、ミヤマガラスやコクマルガラス、イエガラスが登場します。
「専門家はこんな視点で鳥を見ていたのか」と驚きと納得の連続! 鳥に詳しくなくても大丈夫。ユーモアたっぷりで、鳥への愛があふれる文章が、身近な野鳥の奥深き世界に誘います!ただ鳥を眺めたり、写真に撮ったりしているだけではモッタイナイ!
それだけでは見えてこない鳥たちの生活を一緒に見てみましょう!

目次

第1章 隣鳥の暮らしぶり
 ナワバリを調べる-ハシブトガラス
 採餌行動アレコレ-ハシボソガラス
 環境と個体数の変化-スズメとツバメ
第2章 鳥の振る舞いアレコレ
 まったく知らない鳥を眺める-イエガラス
 水辺のテクニシャン-サギ類
 道路は何に見える?-セキレイ
 冬の果実-ヒヨドリ
第3章 鳥の社会もつらいよ
 集団繁殖と年齢-ミヤマガラスとコクマルガラス
 愛されすぎたアイドル-カワセミ
 雑種の迷宮-カモ類
 洪水とともに生きる-チドリ
第4章 鳥の素顔に迫る
 新世代の都市鳥-イソヒヨドリ
 都市のハンター-チョウゲンボウとハヤブサ
 平和な巨人-トビ
 あの鳥の名は?-ウグイス
 

著者略歴

著:松原 始
1969年、奈良県生まれ。東京大学総合研究博物館特任准教授。 京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。 理学博士(京都大学)。専門は動物行動学。 著書に『カラスの教科書』『カラスの補習授業』(雷鳥社)、『カラスと京都』(旅するミシン店)、『カラス屋の双眼鏡』(ハルキ文庫)、『カラス先生のはじめてのいきもの観察』(太田出版)など。

ISBN:9784860645533
出版社:ベレ出版
判型:4-6
ページ数:358ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2018年07月
発売日:2018年07月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PSVJ