科学の目で見る 日本列島の地震・津波・噴火の歴史
著:山賀 進
紙版
内容紹介
日本列島は、世界的に見ても極めて稀有なところと言えます。4枚ものプレートがひしめき合っていて、そのうち3枚のプレートが一点で接している場所が2つもあるという大変なところなのです。地球上でとりわけ地質活動が活発な、プレートの境界(しかもたくさんの)に位置しているため、日本列島には火山も多く、地震やそれにともなう津波も多いのです。本書では、地震の記録が残っている5世紀から現代までの地震・津波・噴火の歴史をできる範囲において「科学的な目」をもって見つめなおします。
いつどこでどんなことがあったのかを時代を追って俯瞰することで、平穏な日常の大切さについても考えさせられるかもしれません。
目次
第0章 地震と火山が多い日本の基礎知識
第1章 416年から1600年
(古墳時代~安土桃山時代)
第2章 1601年から1870年
(江戸時代)
第3章 1871年から1950年
(明治時代~第2次世界大戦直後)
第4章 1951年から2000年
(昭和時代中期~平成時代初期)
第5章 2001年から2016年半ば
(21世紀)