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風はなぜ吹くのか、どこからやってくるのか

著:杉本 憲彦

紙版

内容紹介

風は直接、目に見える現象ではありませんが、私たちの生活を大きく左右する天気の要素のひとつです。本書では、そんな風が吹く仕組みを解説します。海風・陸風やフェーン、ビル風といった身近な風から、やませ、だし、おろしといった地域特有の風、偏西風などの地球規模の風、低気圧や台風の風、気候と風の関係、風の利用や予測など、風に関する話が満載です。捉えどころのなさそうな、大気の流れを調べている研究者が、風の「姿」を捉える旅に招待します。

目次

第1章 大気の成り立ち
第2章 地球の熱のやりとり
第3章 風の吹くしくみ
第4章 身近な風
第5章 地球規模の風
第6章 渦巻く風―温帯低気圧と台風
第7章 世界の気候と風の関わり
第8章 未来の風―天気予報と温暖化予測

著者略歴

著:杉本 憲彦
慶應義塾大学 法学部 日吉物理学教室 准教授。気象予報士。1977年生まれ。京都府出身。専門は気象学、地球流体力学、惑星大気科学など。共著に『自己組織化マップとそのツール』(シュプリンガージャパン)がある。

ISBN:9784860644338
出版社:ベレ出版
判型:4-6
ページ数:391ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2015年05月
発売日:2015年05月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:RBP