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若嶋家の食卓

主婦のフレンチおもてなし 短歌を添えて

著:若嶋 利惠子

紙版

内容紹介

Bienvenue chez Wakashima

フランス料理にはどんな調味料が使われているのか?
こんな好奇心から私の旅は始まった。

その旅は、あるドキュメンタリーの一場面を見たときから本格的になります。
それは、奥様を亡くされたあるフランスのお年寄りが、食事をする場面でした。
料理を作りそれを台所におくと、食堂のテーブルにクロスをかけ、
一品ずつ台所から持ってきて、いただくのです。
それはフルコースのように食事を楽しんでおられるという感じでした。
そう、自前のフルコース!

* * * * * * * *

 おもてなしとは、日本人の人としての自然な対人行為なのである。それがなによりやまとことばに内蔵されているのである。つまり、その本質は「やさしさ」にある。
 この「やさしさ」にあたる英語はない、という。日本の風土と、日本語で生活をするなかではじめて感じられる「癒し」のことばなのである。
 (若嶋眞吾「『やまとことば』はおもてなし言語である」より)

目次

発刊に寄せて 若嶋眞吾

1月 2月 3月
〈エッセイ〉日本語の原点は「やまとことば」

4月 5月 6月
レシピ フォアグラと大根のソテー ブラウンソース/帆立貝のブルゴーニュ風/柿のプリン

おもてなしフルコース

7月 8月 9月
レシピ 赤ピーマンのムース グラス仕立て
〈エッセイ〉「やまとことば」はおもてなし言語である

10月 11月 12月
レシピ サーモンのパイ包み焼き/ポットパイシチュー(ビーフ)/マーブルケーキ
テーブルセッティングの基本

あとがき~ 旅の終わりに

著者略歴

著:若嶋 利惠子
広島県生まれ
大阪教育大学美術学科卒業
大阪市立小学校教諭として勤続20年

華道 未生流師範
茶道 裏千家助講師

専業主婦・フレンチ独習
自宅でフルコースのおもてなしを始め、
現在に至る

ISBN:9784860004101
出版社:竹林館
判型:170x180mm
ページ数:136ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2019年11月
発売日:2019年11月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WB