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日本の大逆襲 - 経済、防衛の超大国へ -

著:杉山 徹宗

紙版

内容紹介

やっぱり日本の技術・人材は素晴らしい

日本の技術力が経済力と防衛力を世界一にする!

退官自衛官活用、情報省、科学省創設、新物流(宇宙、海洋)、など著者独自の様々な提言!
日本の大逆転を可能にする書籍

今持つ資源で日本、大復活!!

■20世紀、日本は経済大国になった後、何故転落を始めたのか    
■20世紀末、<<軍事革命>> が米国経済を加速させた                                  
■日本経済が30年間沈滞し続けている訳
■安全保障と情報に弱い日本
■民間の経済シンクタンクを活用せよ 
■縄文時代から続く技術力を生かせ
■1980年代に米国を抜いた日本の技術力 
■陸・海・空3種のエンジンに使用出来る液体水素燃料 
■新物流は宇宙と海洋を活性化する
■ 北極海航路を開く巨大潜水貨物船  
■世界の工場と鉱山で働く日本のロボット
■日本の技術力が軍事紛争を止め、激甚災害の被害からも救う             
■核弾道ミサイルをオモチャにする長距離レーザー砲 
■PKO派遣に感謝する国々 
■防衛産業は半官半民の4社体制で
■「科学技術省」と「情報省」の設置がプロジェクト成功への鍵        
■経済安全保障に必要な『情報省』              
■日本文明に強烈に嫉妬する中国
■国際ビジネスに必要な安全保障と危機管理知識                   
■ペンタゴンは「博士号」生産機関 
■退官自衛官は「企業」でも「教育機関」でも役に立つ
■防衛省は「幹部学校」修了者に『博士号』を

2024年の現在、日本経済は80年代にバブル経済と言われた時代の元気さが戻っていない。事実、日本国家のGDPは1990年以来2022年現在までの30年間、600兆円台に留まり続ける中で、米国のGDPは2400兆円、中国は1900兆円にまで上昇を続けている。経済大国2位であった日本は、今や4位へと後退し、来年にはインドにも抜かれて5位となる。
だが日本が、この苦境から脱する為に、これからの世界中が求める「モノ」を、古代から日本人が持つ技術力で開発・生産して行けば、10年後には日本の経済力は米国と並び、15年後からは世界トップを走り始めるであろう。何故なら以下に掲げる技術は、2024年現在日本が独占・保有しているからである。
それらを挙げれば、「光量子コンピュータ技術、完全自動翻訳技術、アンモニア発電技術、液体水素燃料の各種エンジン適用技術、巨大宇宙船帰還技術、極超音速旅客機技術、巨大潜水貨物船技術、各種ロボット技術、レーザー技術」等々である。以上挙げた技術は、日本が世界より一歩または二歩、先行しているのである。(「はじめに」より)

目次

1章 20世紀、日本は経済大国になった後、何故転落を始めたのか    

米国は如何にして経済的基盤を築いたのか              
〔1〕米国を超大国に伸し上げた数字への拘り 
〔2〕日本が50年で欧米に追い付けた訳

20世紀末、<<軍事革命>> が米国経済を加速させた                                  
 〔1〕湾岸戦争が米国経済を急上昇させた 
〔2〕軍事と情報技術に投資を続ける米政府と経済界                         

日本経済が30年間沈滞し続けている訳
 〔1〕労働生産性が極端に低い日本 
〔2〕安全保障と情報に弱い日本
〔3〕民間の経済シンクタンクを活用せよ 
〔4〕縄文時代から続く技術力を生かせ

2章 水素エネルギーと自動翻訳機は日本経済の基本 

日本は21世紀に必要な産業を興すべし          
〔1〕1980年代に米国を抜いた日本の技術力 
〔2〕政府は21世紀に不可欠な技術を見極めよ 
〔3〕プロジェクトのR&D資金は国民からの投資で

日本の プロジェクト は地球を救い、日本を豊かにする
〔1〕プロジェクトの幾つかは3割方完成している
〔2〕プロジェクト成功に向けた研究体制

「水素燃料」と「完全自動翻訳機」は日本経済の土台となる    
 〔1〕水素燃料時代の到来 
 〔2〕陸・海・空3種のエンジンに使用出来る液体水素燃料 
 〔3〕「完全自動翻訳機」は国際ビジネスを推進 
  〔4〕世界一になる外国人観光客の数

3章 物流・サービス・AIの開発が莫大な外貨を日本にもたらす 

新物流は宇宙と海洋を活性化する
 〔1〕巨大宇宙戦艦「ヤマト」が実現する 
 〔2〕世界中どこでも30分で行ける旅客機
 〔3〕 北極海航路を開く巨大潜水貨物船  
 〔4〕世界の工場と鉱山で働く日本のロボット

日本の技術力が軍事紛争を止め、激甚災害の被害からも救う             
 〔1〕世界経済の安定化に不可欠なレーザー砲 
 〔2〕核弾道ミサイルをオモチャにする長距離レーザー砲 
 〔3〕日本の技術力は激甚災害鎮圧でも発揮される 

病院船派遣とPKO、更に難病克服の研究を進めよ            
 〔1〕病院船派遣で無医村を救う 
 〔2〕PKO派遣に感謝する国々 
 〔3〕防衛産業は半官半民の4社体制で

4章 日本経済の発展を阻害する要因とは

「科学技術省」と「情報省」の設置がプロジェクト成功への鍵        
 〔1〕「文科省」を『文部省』と『科学技術省』に
 〔2〕経済安全保障に必要な『情報省』              

日本の発展と果実を毟り取る中国独裁政権                           
 〔1〕コロナ禍も覇権拡大に利用する中国  
 〔2〕日本文明に強烈に嫉妬する中国

対露外交戦略を立ち上げよ                          
 〔1〕日本人を欧米人より高く評価したゴロヴニン艦長 
 〔2〕日露問題を解決すべき時期に来ている? 

5章 日本が高度経済成長を持続させるには

 国際ビジネスに必要な安全保障と危機管理知識                   
 〔1〕ペンタゴンは「博士号」生産機関 
 〔2〕USネイビイリーグが証明する下士官の能力 

 変わる国際ビジネスマンの能力と資格
 〔1〕21世紀の国際ビジネスマンの条件 
 〔2〕防衛省は「幹部学校」修了者に『博士号』を

 ビジネスに必要な安全保障と危機管理知識     
 〔1〕欧米大学には危機管理と安全保障科目が沢山ある 
 〔2〕国家政策立案作業に自衛官とジャーナリストの参加を 

著者略歴

著:杉山 徹宗
杉山徹宗 すぎやまかつみ
慶応義塾大学法学部卒、ウイスコンシン大学院修士課程修了、カリフォルニア州立大学非常勤講師、明海大学教授を経て名誉教授。(財)ディフェンス リサーチ センター研究委員を経て専務理事、自衛隊幹部学校・部外講師。青山学院大学非常勤講師、幸福の科学大学客員教授等を歴任。専門は国際関係論、安全保障論、法学博士。
主な著書に、『中国4000年の真実』『中国の最終目的』(いずれも、祥伝社)、『勝者の戦略』『騙しの交渉術』『朝鮮人は何故、日本が嫌いなのか』(いずれも、光人社)、『稲作民外交と遊牧民外交』(講談社)、『大国の外交戦略史』『企業の危機管理』『英米の興亡と日本の戦略』(以上、鷹書房)、『ソビエト軍事症候群』(原書房)、『歯科医院の英会話に強くなる本』(独・クインテッセンス社)など多数。

ISBN:9784847074486
出版社:ワニブックス
判型:4-6
ページ数:352ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2024年03月
発売日:2024年04月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PD