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安保「再定義」と沖縄

編:剣持 一巳

紙版

内容紹介

沖縄内部に土地問題、兵士による暴力事件等、さまざまな社会問題をもたらしている米軍基地は、またアジアの人々にとってその安全をおびやかしかねないものでもある。本書はグローバル化する日米安保と基地の問題を、アジア・日本・沖縄の論客が多角的に撃つ。

目次

序論 日米安保「再定義」下の沖縄(剣持一巳)

第一部 浮上する安保「再定義」と沖縄
日米安保体制の変遷と沖縄(山川暁夫)
日米安保体制と沖縄民衆の闘い(新崎盛暉)
沖縄に海兵隊は要らない(屋良朝博)
朝鮮半島有事と日米安保──事前協議の空洞化(我部政明)
[インタビュー構成]七二年返還から何も変わらない──照屋秀伝氏に聞く

第二部 アジアにとって日米安保「再定義」とは
朝鮮半島と日米安保共同宣言、沖縄(徐勝)
中国からみる日米安保(孫占坤)
東南アジアから見た「日米安保共同宣言」(黄彬華)

[資料]  日米安全保障共同宣言──二一世紀に向けての同盟
沖縄問題についての総理大臣談話
広告縦覧代行問題知事発表
SACO最終報告
普天間飛行場に関するSACO最終報告

著者略歴

編:剣持 一巳
1941年生まれ。科学雑誌編集長を経て、現在、技術評論家。技術・軍事分析で活躍。著書に『憲法読本』(共著、社会評論社』、『PKO派兵』(緑風出版)、『派兵国家日本の進路』(共著、同)などがある。

ISBN:9784846197025
出版社:緑風出版
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:1997年03月
発売日:1997年01月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JW