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牛乳をめぐる10の神話

著:エリーズ・ドゥソルニエ
訳:井上 太一

紙版

内容紹介

牛乳は医者や栄養士のあいだで論争の的になりました。非常によい飲みものと思われていた時代もありましたが、研究の結果、牛乳のすすめは再考を迫られました。……乳製品は驚くほど様々な健康問題を引き起こすのです――ベンジャミン・スポック医学博士
 牛乳は健康に良いと思われているが本当にそうなのか? 牛乳をめぐる驚くべき真実を明らかにする。

目次

フランス語版まえがき
英語版まえがき
神話その1 牛乳は自然だ
神話その2 牛乳は骨の健康に欠かせない
神話その3 牛乳は安心だ
神話その4 専門家を信じるのが一番
神話その5 子どもには牛乳が必要
神話その6 不幸な牛は乳を出さない
神話その7 動物虐待は禁じられている
神話その8 チーズはエコ
神話その9 どんな業界も同じこと
神話10 チーズなしじゃ生きられない
むすび
付録 乳製品のかわりに
謝辞
訳者あとがき

著者略歴

著:エリーズ・ドゥソルニエ
ビーガニズムや食の倫理を専門とする著述家、講演活動家。フェミニズムと動物擁護に関する研究を評価され、2015年にカナダ・ケベック州の独立ジャーナリズム大賞を受賞。著書に『頭を使って食べる(Je mange avec ma tête)』『ビーガンに挑戦3週間(Le défi végane 21 jours)』があるほか、ビーガン誌『VERSUS』への定期寄稿も行なう。ドゥソルニエの記事は英語、スペイン語、イタリア語に翻訳される。
訳:井上 太一
翻訳家。日本の動植物倫理・環境倫理を発展させるべく、関連する海外文献の紹介に従事。国内外で講演活動、動物擁護団体への協力活動も行なう。『菜食への疑問に答える13章』(新評論、2016年)、『動物実験の闇』(合同出版、2017年)、『動物の権利入門』『ビーガンという生き方』(緑風出版、2018、2019年)ほか、訳書多数。

ISBN:9784846120092
出版社:緑風出版
判型:4-6
ページ数:216ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2020年05月
発売日:2020年04月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WNF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:VF