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国境の北と日本人

著:藤巻 光浩

紙版

内容紹介

旧樺太豊原、ロシア兵から逃れるため日本人はバスに乗り込み点呼を受けた。しかし朝鮮戸籍の彼の名前は呼ばれずバスを降ろされた……
近代日本の国境の北であった大地。サハリン(旧樺太)、アイヌモシリ・旭川から青森へ
「国境」の北への旅。コロニアルな記憶を辿る旅から見えてきた「日本」と「日本人」の自画像……

目次

国境の北へ
サハリンと樺太の中間へ
アイヌモシリ・旭川のはざ間に
東北への旅と電気の旅が交差する場へ
国境の北と「日本人」の旅

著者略歴

著:藤巻 光浩
1964年生まれ。2004年 Ph.D.(レトリック専攻コミュニケーション学、The University of Iowa)。静岡県立大学国際関係学部准教授などを経て、現在、フェリス女学院大学文学部教授。専門は、レトリック、メディア研究、批評理論。

著書 『アメリカに渡ったホロコースト ワシントンDCのホロコースト博物館から考える』(創成社、2015年)、「イデオロギーと言説─「ポスト証言時代」における戦時性暴力の記憶のゆくえ─」『言語とメディア・政治』(朝倉書店、2009年)など。

ISBN:9784846119010
出版社:緑風出版
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2019年01月
発売日:2019年01月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WTL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:WTR
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1F