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検証・小池都政

著:横田 一

紙版

内容紹介

小池百合子は都民ファーストを旗印にさまざまな政策課題を解決するのではと期待されて都知事選に勝利した。都知事に就任して早1年、小池都政は豊洲新市場移転か築地市場存続か、築地市場跡地のカジノを含む統合型リゾート問題、五輪関連事業など公共事業削減問題、待機児童問題などで漂流を始めている。
安倍政権の政策変更を迫りながら「東京から日本(国政)を変える」という道を選ぶのか。あるいは共謀罪や原発再稼働などに曖昧な態度で、国政と都政を切り分け橋本維新の会のように「政権補完勢力」として安倍政権に擦り寄るのか。
本書は、小池都知事に密着取材して、小池都政を検証、報告する。

目次

第1章 どうなる豊洲移転問題
第2章 小池新党は政権補完勢力か
第3章 復興五輪のイカサマ
第4章 官邸主導の売国奴紛いのカジノ法案
終 章 アベ自民党との対決姿勢を打出し始めた小池都知事


 

著者略歴

著:横田 一
1957年山口県生まれ。東京工業大学卒。奄美大島宇検村入植グループを右翼が襲撃した事件を描いた「漂流者達の楽園」で、1990年ノンフィクション朝日ジャーナル大賞受賞。その後、政官業の癒着、公共事業見直し、国会議員(特に族議員)ウォッチングを続け、安倍政権に対する地方の反乱と言える滋賀県知事選、沖縄県知事選、佐賀県知事選などの選挙を取材。2015年からシールズを取材。
記事の掲載媒体は、「日刊ゲンダイ」「週刊SPA!」「週刊フライデー」「ZAITEN」「選択」「IWJ」「政経東北」など。
 著書 『シールズ選挙〈野党は共闘!〉』『政治が歪める公共事業』(共著)、『どうする旧国鉄債務』、『所沢ダイオキシン報道』(いずれも緑風出版)、『テレビと政治』(すずさわ書店)『トヨタの正体』(共著)、『亡国の首相安倍晋三』(七つ森書館)などがある。

ISBN:9784846117122
出版社:緑風出版
判型:4-6
ページ数:208ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2017年06月
発売日:2017年06月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPT