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プロブレムQ&A

同性パートナー生活読本

同居・税金・保険から介護・死別・相続まで

著:永易 至文

紙版

内容紹介

同性パートナーは、今の日本社会で生活していく上で、男女の夫婦と比べると、さまざまな困難や障害、差別に出会います。結婚式、戸籍や住民票の作成、社会保険や税金、住宅の賃貸や購入、住宅ローン、看護や手術、介護、そして死別と相続など、人生の各ステージで同性パートナーは、いろいろな問題にぶつからざるをえません。そんなとき、どうなるのか、どうすればいいのかを、先例・実例を豊富に紹介しながら、解決策をわかりやすく解説します。

目次

同性パートナーシップを求める前に
住民票と住居、さまざまな家族向けサービス
税金と健保・年金、生命保険
在留資格、緊急医療、介護
死と相続、お墓、そして
同性パートナーシップ保障、いまやれること

[Qの例]
なぜ同性パートナーシップに法的保障を求めるのですか?
同性パートナーと一緒に住宅ローンを借りられますか?
同性パートナーを年金の三号被保険者にできますか?
外国人の同性パートナーに、配偶者ビザはとれますか?
同性パートナーの緊急時に、私は安否確認できるでしょうか?
同性パートナーの死後の相続について教えてください。

著者略歴

著:永易 至文
1966年、愛媛県生まれ。上京後、1988年ごろよりゲイのコミュニティ活動にかかわりはじめる。大学進学により、人文・教育書の出版社での勤務を経て、2001年、フリーランス編集者となる。2002年、自身の仕事の足場として有限会社にじ書房を設立、同年、同性愛者のライフスタイル創造マガジン『にじ』(季刊)を創刊。ポルノグラフィやゲイのサブカルチャー以外の、同性愛者の社会活動や中高年以後の同性愛者のライフスタイルに着目した記事・編集で注目された。04年、8号をもって『にじ』終刊後は、フリーライター/編集者として、同性愛者のコミュニティ活動やHIV/エイズに関する記事を一般誌紙やゲイ雑誌に執筆。NPO等の冊子編集、各地の当事者サークルや行政による学習会の講師などもつとめている。
編著に『レインボーフォーラム ゲイ編集者による論士歴問』(緑風出版)、フリー編集者としての仕事に上野千鶴子著『サヨナラ、学校化社会』(太郎次郎社エディタス)など。

ISBN:9784846109011
出版社:緑風出版
判型:A5変
ページ数:200ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2009年02月
発売日:2009年02月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS