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ラムズフェルド

イラク戦争の国防長官

著:アンドリュー・コバーン
監:加地 永都子

紙版

内容紹介

ブッシュ政権でイラク戦争を主導したラムズフェルド米国防長官とは、いかなる政治家なのか?
本書はペンタゴンのトップとして二度にわたり君臨し、武力外交を展開したネオコンのリーダーの実像を浮き彫りにし、大企業・財界の利益に左右される米国政治、ブッシュ政権の内幕を活写した力作。

目次

第1章 歴史をつくる
第2章 冷酷な若造
第3章 国防長官ラムズフェルド:前編
第4章 甘い味
第5章 政治その他もろもろのゲーム
第6章 意見はバンパーステッカーに
第7章 軍司令官
第8章 戦争ゲーム
第9章 押し入ってきた現実

著者略歴

著:アンドリュー・コバーン
アイルランド人ジャーナリスト。1947年、ロンドン生まれ、アイルランドのコーク郡に育つ。父は社会主義作家でジャーナリストのクロード・コバーン。オックスフォードのウォーセスター・カレッジ卒業。アメリカに移り、『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス』に中東問題について連載したほか、PBSテレビのドキュメンタリー『置き去りにした戦争』を共同制作した。また『ナショナル・ジオグラフィック』誌に「21世紀の奴隷」を連載、現代世界の新しい奴隷状況に光を当てた記事が評価されている。
米国の政治批評誌『カウンター・パンチ』の編集人を務める。邦訳書に『灰の中から――サダムフセインのイラク』(弟のパトリック・コバーンとの共著。緑風出版)がある。
監:加地 永都子
翻訳家。訳書に『アフガニスタンの風』(晶文社)、『ラディカル・デモクラシー:可能性の政治学』(岩波書店)、『フィリピンを乗っ取った男』(共訳、太田出版)、『ポストグローバル社会の可能性』(緑風出版)その他多数がある。

ISBN:9784846108137
出版社:緑風出版
判型:4-6
ページ数:344ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2008年12月
発売日:2008年12月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JW