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プロブレムQ&A

あきれる裁判と裁判員制度

裁判官は、なぜ信用できないのか?

著:矢野 輝雄

紙版

内容紹介

裁判は公平で、正しいものと思っている人も多いと思います。ところが、どうみてもおかしな判決や冤罪はあとをたちません。原因の大半は裁判官の資質や能力に問題があると思われますが、裁判制度にも問題があるからです。本書は、そのあきれる裁判の実例をあげ、具体的に検証しています。また、その弊害をなくすためと、新たに裁判員制度が導入されようとしていますが、それはどんな制度で、どんな問題があるのかも合わせて検討しています。

目次

誤った裁判の温床となる原因には、何がありますか?
刑事裁判の仕組みと手続きの流れは、どうなっているのですか?
「裁量権の範囲内」という理屈によって住民を敗訴させた事件は?
刑事裁判での誤った裁判の実例には、どんな裁判がありますか?
自由心証主義とは、何ですか?
裁判員制度とは、どんなものですか?
裁判員制度の主な問題点は、何ですか?

著者略歴

著:矢野 輝雄
1960年、NHK(日本放送協会)入局。番組編成、番組制作、著作権、工業所有権のライセンス契約などを担当。元NHKマネージング・ディレクター。元NHK文化センター講師。現在、矢野行政書士社会保険労務士事務所長、市民オンブズ香川・事務局長
主な著書:『ひとりでできる行政監視マニュアル』『絶対に訴えてやる!』『<逮捕・起訴>対策ガイド』『欠陥住宅被害・対応マニュアル』『行政監視・本人訴訟マニュアル』『自動車事故・対応マニュアル』『定年からの生活マニュアル』『欠陥住宅をつかまない法』『公務員の個人責任を追及する法』(以上、緑風出版)、『わかりやすい特許ライセンス契約の実務』『そこが知りたい!知的財産権』(以上、オーム社)、『あなたのための法律相談<相続・遺言>』『あなたのための法律相談<離婚>』(以上、新水社)、『市民オンブズ活動と議員のための行政法』(公人の友社)、『家裁利用術』(リベルタ出版)ほか

ISBN:9784846106171
出版社:緑風出版
判型:A5変
ページ数:184ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2006年09月
発売日:2006年09月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LNAA