危ない住基ネット
著:臺 宏士
紙版
内容紹介
「ウシは10ケタ、ヒトは11ケタ……」2002年8月5日に住民基本台帳ネットワークシステムがスタートし、国民ひとりひとりの住民票コードが割り振られ、通知票が送りつけられてきた。個人情報保護法制の整備を条件であったにも拘わらず、未整備のまま 混乱と反対のなかでの強行であった。本書は住基ネットをめぐるこの間の動きを詳細に追いながら、住基ネットとは一体、何なのか、なにが問題なのか、個人情報がどのように侵害され、人権が脅かされるのか、国民総監視国家の危険性はないのか、など 第一線記者があらゆる角度から問題点にメスをいれる。
目次
はじめに
1 住基ネットとは何か
住基ネットとは何か
住基ネットと個人情報保護法制
住基ネットの利用を拡大へ
稼働前夜の攻防
住基ネットが稼働
2 個人情報は守れるか
杉並区の戦い
宇治市の苦悩
韓国では断念
住基ネットの今後の焦点
3 資料編
住基ネットについて
住基ネットをめぐる主な動き
あとがき
ISBN:9784846102166
。出版社:緑風出版
。判型:4-6
。ページ数:264ページ
。定価:1900円(本体)
。発行年月日:2002年10月
。発売日:2002年10月01日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LNB。