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彫刻を生きる

著:関 直美

紙版

内容紹介

文化庁からアイルランド派遣など、国際的に活躍する彫刻家が、現代美術の流れの中で美術と彫刻がどのように変わったかを、自身の制作・思索によって描き出し、美術、彫刻、社会という本質的な問いが浮かび上がる。美術に関心があるすべての読者に勧めたい。

目次

一 プロローグ フェミニズム
二 彫刻の危機 1990年代
 1. 公募団体考
 2. 現代彫刻
三 学生時代
 1. 彫刻科ロックアウト
 2. 外野展
 3. 「Scluputure」より
四 彫刻家、建畠覚造
五 彫刻と私と
 1. アイルランド
 2. キルケニーのシンポジウム
六 評論からみる彫刻
 1. 三田晴夫
 2. 岡部あおみ
 3. 宮田徹也
七 彫刻とダンス
 1. ダンスとの出会い
 2. 3・11とダンス
八 フェロー諸島レジデンス
九 慰安婦像から考える
十 エピローグ 彫刻を学ぶあなたに

著者略歴

著:関 直美
関直美(せき・なおみ)
美術家、彫刻家。1974年多摩美術大学大学院彫刻修了。1973・74年行動美術協会奨励賞受賞。1994年第4回現代日本木彫フェスティバル大賞受賞。1998年文化庁海外派遣員としてアイルランド、リィトリムスカルプチャーセンター。2000年中国・上海で公開制作。2002年アイルランド「ロッフブーラ国際彫刻シンポジウム」、2006年「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」、2007年アイルランド現代美術館アーチストレジデンスプログラム。個展・グループ展多数。ダンス・深谷正子の舞台美術とコラボレーションなど舞踏家・ダンサーとのコラボレーション多数。

ISBN:9784846022808
出版社:論創社
判型:4-6
ページ数:144ページ
価格:2400円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年06月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WFS