論創ノンフィクション 28
定点観測 新型コロナウイルスと私たちの社会 2022年前半
オミクロン株の猛威
編著:森達也
紙版
内容紹介
2021年末まで激減していた全国のコロナ感染者数は、年が明けると激増し、過去最大の10万4169人となった。オミクロン株の猛威が私たちに襲いかかるなか、政府のコロナ対策は止まっている。コロナ禍の日本社会を「定点観測」するシリーズの第5弾!
目次
斎藤 環 日本は「COVID-19との共存」に向かうほかない/雨宮処凛 貧困の現場から見えてきたもの 5/上野千鶴子 コロナ禍禍を検証する/斎藤美奈子 コロナ文学、とりあえず進化中/CDB アベノマスクが形見に変わるとき/辛酸なめ子 コロナ禍中脱力ニュース(2022年前半)/武田砂鉄 アベノマスク論 リターンズ/仲正昌樹 コロナ禍と哲学 5/前川喜平 オミクロン株に見舞われた子どもたち/松尾 匡 コロナショックドクトリン--二〇二二年に入ってからの動き/丸川哲史 コロナ禍と東アジア(ポスト)冷戦 5/森 達也 安倍元首相の銃撃とコロナ感染の第七波/安田浩一 レイシストの居場所などない/谷川 茂 味と匂いがしないという衝撃