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論創ノンフィクション 28

定点観測 新型コロナウイルスと私たちの社会 2022年前半

オミクロン株の猛威

編著:森達也

紙版

内容紹介

2021年末まで激減していた全国のコロナ感染者数は、年が明けると激増し、過去最大の10万4169人となった。オミクロン株の猛威が私たちに襲いかかるなか、政府のコロナ対策は止まっている。コロナ禍の日本社会を「定点観測」するシリーズの第5弾!

目次

斎藤 環 日本は「COVID-19との共存」に向かうほかない/雨宮処凛 貧困の現場から見えてきたもの 5/上野千鶴子 コロナ禍禍を検証する/斎藤美奈子 コロナ文学、とりあえず進化中/CDB アベノマスクが形見に変わるとき/辛酸なめ子 コロナ禍中脱力ニュース(2022年前半)/武田砂鉄 アベノマスク論 リターンズ/仲正昌樹 コロナ禍と哲学 5/前川喜平 オミクロン株に見舞われた子どもたち/松尾 匡 コロナショックドクトリン--二〇二二年に入ってからの動き/丸川哲史 コロナ禍と東アジア(ポスト)冷戦 5/森 達也 安倍元首相の銃撃とコロナ感染の第七波/安田浩一 レイシストの居場所などない/谷川 茂 味と匂いがしないという衝撃

著者略歴

編著:森達也
森 達也(もり・たつや) 1956年、広島県生まれ。ディレクターとして、テレビ・ドキュメンタリー作品を多く製作。98年オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画『A』を公開、ベルリン映画祭に正式招待され、海外でも高い評価を受ける。2001年映画『A2』を公開し、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞する。11年『A3』(上下巻、集英社文庫)で講談社ノンフィクション賞を受賞。現在は映像・活字双方から独自世界を構築している。16年に映画『FAKE』、19年に映画『i-新聞記者ドキュメント-』で話題を博す。著書に『死刑』(角川文庫)、『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』(ダイヤモンド社)、『ニュースの深き欲望』(朝日新書)、『虐殺のスイッチ』(出版芸術社)など多数。

ISBN:9784846021955
出版社:論創社
判型:4-6
ページ数:258ページ
価格:2000円(本体)
発行年月日:2022年09月
発売日:2022年09月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN