出版社を探す

論創ノンフィクション 30

白装束集団を率いた女

千乃裕子の生涯

著:金田直久

紙版

内容紹介

2003年4月末に突然あらわれた〝真っ白〟な集団。奇怪な装束と行動で話題をさらった千乃正法会/パナウェーブ研究所とは。彼らは何を信じ、何を求めていたのか。「教祖」である千乃裕子の生涯をたどり、その謎を解き明かす。

目次

序章 老女の死/第一章 告白/第二章 誕生/第三章 初期の千乃正法/第四章 共産主義と孤独と大川隆法/第五章 電磁波攻撃/第六章 報道スクラム/第七章 キャラバンが終わって/第八章 千乃裕子の死/第九章 予言が外れたあと/エピローグ

著者略歴

著:金田直久
金田直久(かねだ・なおひさ) 東京都生れ。都内在住の40代。国内外のスピリチュアル、超常現象の情報を収集・考察する在野の研究家。精神医学、民俗学、歴史学など学際的なアプローチを志向。本書が初の著作となる。宗教に対しては懐疑主義であるが「人はなぜ宗教を信じるのか」ではなく、「私はなぜ宗教を信じないのか」を着眼点にして考察をおこなっている。学生時代に遭遇した「白装束集団騒動」が忘れられず、10年程前から千乃正法会の取材・調査を開始した。そのほか、過去の怪奇事件、カルト事件の〝いま〟を鋭意取材・調査中。

ISBN:9784846021658
出版社:論創社
判型:4-6
ページ数:292ページ
価格:1800円(本体)
発行年月日:2023年01月
発売日:2022年12月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRR