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論創海外ミステリ 289

平和を愛したスパイ

著:ドナルド・E・ウェストレイク
訳:木村浩美

紙版

内容紹介

敵を欺き、罠を躱せ。冷戦下のニューヨークで繰り広げられる〈ゆっくりスパイ劇〉! 「どこを読んでも面白さ文句なし!」『New York Times』書評より。

目次

平和を愛したスパイ

訳者あとがき
解説 小野家由佳

著者略歴

著:ドナルド・E・ウェストレイク
ドナルド・エドウィン・ウェストレイク。別名にリチャード・スターク、タッカー・コウ、サミュエル・ホルト。1933年、アメリカ、ニューヨーク州ブルックリン生まれ。空軍で兵役生活を経験した後、文芸代理店や雑誌社に勤務。1958年頃から創作活動を行い、60年に発表した長編「やとわれた男」がアメリカ探偵作家クラブ賞新人賞へノミネートされた事で専業作家となってからは複数のペンネームで小説を執筆した。68年に「我輩はカモである」でアメリカ探偵作家クラブエドガー賞長編賞、93年に同巨匠賞、2004年にアメリカ私立探偵作家クラブのアイ生涯功労賞を受賞するなど、受賞歴も数多い。映画脚本家としても活躍しており、91年に「グリフターズ/詐欺師たち」でアメリカ探偵作家クラブエドガー賞映画脚本部門を受賞した。2008年死去。
訳:木村浩美
神奈川県生まれ。英米文学翻訳家。主な訳書に『忙しい死体』、『霧の島のかがり火』、『クレタ島の夜は更けて』(ともに論創社)、『シャイニング・ガール』(早川書房)、『悪魔と悪魔学の事典』(原書房、共訳)など。

ISBN:9784846021641
出版社:論創社
判型:4-6
ページ数:280ページ
価格:2800円(本体)
発行年月日:2022年09月
発売日:2022年10月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB