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「松の種子」健康法と私の人生

著:吉原將純

紙版

内容紹介

ピノレン酸とスパンの大発見史
広島での原爆体験から終始〈健康問題〉に関心を寄せた著者は、松の種子の実から〈オイル〉、その殻から〈エキス〉を抽出し、抗ウイルス・抗ガン・抗アレルギー作用を実証する!

目次

*出版に寄せて 髙橋弘憲 
*出版にあたって 吉原桂子 
まえがき

第1章 被爆体験と運命の出会い
1 エイズやガンに人間は勝つことができるか?
2 一九四五年八月六日、広島に原爆が落とされた日
3 海を越えた松の実との再会
4 生命力の強い松は、不老長寿の象徴だった
5 古代人は松の実を食べていた
6 歴史書にもある松の実の効用
7 食用になるのは五葉松の種子だけ?
8 問題発生、松の実の殻を割る機械がない!
9 運命の分岐点——後藤至良氏との出会い

第2章 「松の種子オイル」誕生
1 搾油装置の発明
2 水虫退治! ピノレン酸の発見
3 「松の種子オイル」成分表
4 驚きの含有脂質・六〇%以上
5 「松の種子オイル」は脂肪のバランスを調整
6 アトピー克服に光が見えた
7 若さ維持を手助け
8 「松の種子オイル」は血圧の上昇も抑える
9 松の種子の乳化オイルは、美肌づくりやストレスにも効果あり
10 「松の種子オイル」の適切な使い方、塗布剤の作り方 82
11 と「松の種子オイル」のコラボレーション

第3章 驚異の発見! 松の種子エキス「」の正体
1 「SPN」に難病への有効成分を発見! 
2 「SPN」の効力1 免疫力活性作用
3 「SPN」がマクロファージ、リンパ球を増殖
4 「SPN」の効力2 抗腫瘍作用
5 「SPN」の効力3 さまざまな抗ウイルス作用
(1) SPNのパワーの源「リグニン」
(2) 猫のエイズ(FIV)に対する作用
(3) 人間のエイズに対しても、SPNは可能性大
(4) エイズに効果があるのは「松笠」ではなく「松の種子殻」
(5) ガンウイルスに対して
(6) その他の抗ウイルス作用

第4章 「」がエイズを撲滅する日はくるか?
1 エイズに関する五葉松のSPNの可能性
2 HIV感染者との出会い
3 東南アジアのエイズ患者にSPNを無償配付 

第5章 私の思い出——知恵と努力で人との交流の中で生きてきた
1 鍼灸師から菓子業者に転身 
2 人間万事、塞翁が馬 

あとがき
*吉原將純略年譜
*父の命を引き継ぐ——松の実と共に 吉原正晶
*吉原將純氏と五葉松種子エキスについて——知人として医師として 髙橋弘憲

著者略歴

著:吉原將純
吉原將純(よしわら・まさずみ)
1932(昭和7)年生まれ。父親が海運業を営んでいた関係で、幼少期を釜山で過ごす。1945(昭和20)年5月、強制疎開で広島に移り、8月6日、広島に落とされた原子爆弾に被爆するが一命をとりとめる。
鍼灸治療師免許を取得し、その後、製菓業を経て、1957(昭和32)年に独立、吉原屋商店開業。
1960年代半ばより「松の種子」の研究を始め、1982(昭和57)年、松の種子を専門とする(有)三松を設立、代表取締役となる。「硬質種子殻割り装置」、「松の種子から生理活性物質を抽出する方法」、「松の種子を原料とする食用油の搾油法」、「抗エイズウイルス剤」などで数々の国内・国際特許を取得する。
1993(平成5)年、「松の種子技術開発研究会」を設立、会長に就任。1995(平成7)年、名古屋に「(有)三晶」移転、会長に就任。1993(平成5)年、東京都内に「(有)三晶」設立。2000(平成12)年、「日本三晶製薬(株)」と改名。2005(平成17)年、日本三晶製薬(株)会長就任。
原爆の後遺症、侵された癌と闘…

ISBN:9784846021498
出版社:論創社
判型:4-6
ページ数:184ページ
価格:1500円(本体)
発行年月日:2022年05月
発売日:2022年06月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MQP