出版社を探す

アンリ・ベルクソンの神秘主義

著:平賀裕貴

紙版

内容紹介

ベルクソンの三つの主題〈事実の複数線〉〈創話機能〉〈機械〉を通して、「神秘主義」と哲学の関係について、新たな視点で優れた思索を展開。これにより、気鋭のベルクソン学者が哲学研究に新たな道を切り開く。

目次

序 論 本 論  第一章 神秘主義というエニグマ 第一節 二十世紀前半期フランスにおける神秘主義研究の諸相 第二節 ベルクソンにおける神秘主義との遭遇  第二章 〈事実の複数線〉と神秘家 第一節 哲学的方法としての〈事実の複数線〉 第二節 記憶としての〈生き延び〉とその伝播  第三章 〈創話機能〉と神秘家 第一節 〈創話機能〉、あるいは語りの力 第二節 〈創話機能〉のイメージとシンボル  第四章 〈機械〉と神秘家 第一節 「暗夜」にうごめく〈機械〉 第二節 戦争する〈機械〉と魂の代補  結 論

著者略歴

著:平賀裕貴
平賀 裕貴(ひらが・ひろたか)1983年生まれ。専門はフランス文学・哲学。エラスムス・ムンドゥス・プログラム(ユーロフィロソフィー)によりトゥールーズ第二大学大学院に留学。同大学大学院修士課程修了。立教大学大学院博士課程修了。博士(文学)。現在、立教大学兼任講師。共訳書にアンリ・ベルクソン『笑い』(ちくま学芸文庫、2016年)がある。

ISBN:9784846021399
出版社:論創社
判型:4-6
ページ数:320ページ
価格:2800円(本体)
発行年月日:2022年02月
発売日:2022年03月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDH
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1DDF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 4:1DDN