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あなた、それでも裁判官?

女性に優しい司法を求めて

著:中村 久瑠美

紙版

内容紹介

DVに苦しむ女性へ、独りで悩まないで! 裁判官の夫による激しいDVから逃れ離婚。その後、子育てをしながら司法試験に合格、弁護士になる。しかし、司法界に入ってからも、そこは男性優位・女性差別がまかり通る世界だった。弁護士・中村久瑠美の壮絶な自伝エッセイ、待望の復刊!

目次

序文  たおやかで強く、うつくしくあれ 日野原重明
第一章 愛と葛藤の始まり~学生から主婦へ
第二章 わが子の誕生
第三章 裁判所のDV事件
第四章 司法試験を目指す
第五章 司法研修所時代は女性差別発言に揺れた
終章  裁くとは

著者略歴

著:中村 久瑠美
中村久瑠美(なかむら・くるみ)

東京生まれ。弁護士。東京大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。

一子を抱える主婦だったが、離婚を機に子育てをしながら司法試験を目指して合格。アメリカ留学を経て独立。一九八一年に中村久瑠美法律事務所を開設、二〇一七年、Nakanaka Partners`法律事務所と改名し現在に至る。東京家裁調停委員、厚生労働省援護審査会委員、経済産業省中小企業審議会委員、成蹊大学法科大学院講師(家族関係法担当)などを歴任。

主な著書に『離婚バイブル』(文藝春秋)、『はじめての離婚』『相続と遺言の知恵』『55歳からの離婚計画』(いずれも講談社)、『家族の法律』(暮しの手帖社)、『バツイチなんて言わせない』(PHP研究所)などがある。『暮しの手帖』に「新・家族の法律」を長く連載した。

■Nakanaka Partners`法律事務所(旧名、中村久瑠美法律事務所)
ホームページ Kurumi-nakanaka.life.coocan.jp

ISBN:9784846019556
出版社:論創社
判型:4-6
ページ数:244ページ
価格:2000円(本体)
発行年月日:2020年07月
発売日:2020年07月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB