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母にはなれないかもしれない 産まない女のシスターフッド

著:若林理央

紙版

内容紹介

「子どもを産まない」その一言が言いづらい

「なんで産まないの?」「次は子どもだね」「産んだらかわいいって思えるよ」「産んで一人前」

友だち、親、同僚、パートナー、SNSの言葉に戸惑い、傷つく女性たち。
女性たちの「産まない・産めない・産みたくない」を丁寧に聞きとったインタビューと
著者自身の「産まない」を紐解くエッセイから見えてくる、日本の女性たちのリアル。

目次

1章 私は「産まない」を選んだ

2章 産まない・産めない・産みたくない女性たち
 1 「できたらどうしようと思いながら、夫とのセックスは避妊していない」
 2 「男性社会で仕事をするために産まない」
 3 「不妊治療に費やしたのと同じ年数、産めないことに傷ついてきた」
 4 「産まないつもり。パートナーとは一度もセックスしていない」
 5 「母親から言われた「恋愛も結婚もしないで生きて」という言葉」
 6 「もし、時間が戻せるなら産まない」
コラム  「産んだ人」に投げかけられる言葉の棘

3章 対談 若林理央×佐々木ののか
産む・産まないを「選択」することはむずかしい

著者略歴

著:若林理央
若林理央
わかばやし・りお
ライター。1984年生まれ、大阪府出身。神戸女学院大学卒。webメディア「好書好日」「ダ・ヴィンチWeb」、雑誌「月刊MOE」等を中心に、書評やインタビュー記事を執筆する。いじめや不登校といった自身の経験と、日本語教師、アイドルなどの多様な職歴から「普通とは何か」をテーマにエッセイや小説の執筆もしている。2022年に発表した、本書の原案であるZINE『私たちが「産まない」を選んだのは』が文学フリマで反響を呼ぶ。X(旧Twitter)@momojaponaise

ISBN:9784845118588
出版社:旬報社
判型:4-6
ページ数:200ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2024年03月
発売日:2024年02月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JBFA