母にはなれないかもしれない 産まない女のシスターフッド
著:若林理央
紙版
内容紹介
「子どもを産まない」その一言が言いづらい
「なんで産まないの?」「次は子どもだね」「産んだらかわいいって思えるよ」「産んで一人前」
友だち、親、同僚、パートナー、SNSの言葉に戸惑い、傷つく女性たち。
女性たちの「産まない・産めない・産みたくない」を丁寧に聞きとったインタビューと
著者自身の「産まない」を紐解くエッセイから見えてくる、日本の女性たちのリアル。
目次
1章 私は「産まない」を選んだ
2章 産まない・産めない・産みたくない女性たち
1 「できたらどうしようと思いながら、夫とのセックスは避妊していない」
2 「男性社会で仕事をするために産まない」
3 「不妊治療に費やしたのと同じ年数、産めないことに傷ついてきた」
4 「産まないつもり。パートナーとは一度もセックスしていない」
5 「母親から言われた「恋愛も結婚もしないで生きて」という言葉」
6 「もし、時間が戻せるなら産まない」
コラム 「産んだ人」に投げかけられる言葉の棘
3章 対談 若林理央×佐々木ののか
産む・産まないを「選択」することはむずかしい