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台湾の大地を拓いた人たち

著:緒方英樹

紙版

内容紹介

100年少し前、うるわしの島・フォルモサと呼ばれた台湾に渡った第一線の日本人たちがいた。日本統治時代に台湾の大地を拓き、近代化の礎を築いたパイオニアたちである。本書では、台湾南部の嘉南平原を穀倉地帯に蘇らせた八田與一を足がかりに、台湾の鉄路、港を拓いた技術者たち、上下水道を整えたバルトンや浜野弥四郎をはじめ、白冷圳を設計した磯田謙雄、地下を拓いた鳥居信平、日月潭発電事業に尽くした人たちなど紹介する。また、著者による創作オペラ「台湾に水を引いた男・八田與一ものがたり」台本も所収している。

目次

1. 鉄路を拓く
2. 水を治める
3. 港を拓く
4. 上下水道を整える
5. 水を引いて大地を拓く
6. 地下を拓く
7. 水力発電に挑む

著者略歴

著:緒方英樹
宮崎県生まれ。
弘前大学大学院博士課程修了。博士(学術)。理工図書(株)勤務。
 「土木の絵本」全5巻シリーズの執筆、アニメ映画「パッテンライ!南の島の水ものがたり」(虫プロダクション)の企画・原作など、国づくりの歴史を若年層から大人までわかりやすく伝える活動をおこなっている。
 最近の活動では「土木偉人かるた」(土木学会)の監修。毎日新聞オンライン連載、中央ラジオ「ドボクのラジオ」出演など行っている。
 土木学会では、土木広報センター土木リテラシー促進グループ、土木史委員会副委員長、土木史広報小委員委員長を務める。著書に「身近に楽しむ・学ぶ・語り継ぐ ふるさとの歴史資産」(オーム社)、「人物で知る日本の国土史」(オーム社)など。

ISBN:9784844609216
出版社:理工図書
判型:A5
ページ数:124ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2022年11月
発売日:2022年10月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TN