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心理臨床の育み

編著:宮前 理

紙版

内容紹介

東日本大震災以後も自然災害、ウイルスとの闘いなどが続く。人は「悩む」べきことを十分に悩めないとき、心身症状や問題行動が生じる。教育に関わる人が「悩む」ことを通して再生できること、「悩む」ことをシステムとして大切にする教育環境を創造すること、これが「教育」に対する心理臨床の課題であろう。教育が教えることに偏りすぎ、「育む」空気が薄くなると子どもたちは心の酸欠状態になってしまう。教育のなかに「育み」の観点を通底させる理論と実践の書

目次

第1章:生徒指導と生徒理解  第2章:進路指導とキャリアカウンセリング  第3章:生徒指導の実践  第4章:学校と家庭・各種機関の連携  第5章:教育とスクールカウンセリング  第6章:不登校の実態と各種の支援  第7章:「不登校」から学ぶ  第8章:子どもが直面しやすい心身の危機とその援助  第9章:発達障害と学校適応支援  第10章:子どもの心の発達とカウンセリング  第11章:授業に活かすカウンセリング  第12章:学校における緊急支援  第13章:心理療法の理論と実際  第14章:カウンセリングを学ぶための体験学習  第15章:心理アセスメント

著者略歴

編著:宮前 理
宮城教育大学教職大学院教授を退任の後、東北生活文化大学特任教授。臨床心理士・公認心理師。主著に『カウンセリングを教育にいかす』『中年期・老年期の臨床心理学』など

ISBN:9784842917726
出版社:八千代出版
判型:A5
ページ数:264ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2020年04月
発売日:2020年04月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNA