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響け、わたしを呼ぶ声

勇気の人・干刈あがた

著:小沢 美智恵

紙版

内容紹介

軽妙な筆致で離婚家庭を描いた「ウホッホ探検隊」など、時代と女性をテーマに書き続けた作家・干刈あがたの生涯を照らし出す本格的評伝。胃がんのため49歳で逝った彼女の作品の奥に潜む、内的な必然性が初めて解き明かされる

目次

第1章:父と故郷の島  第2章:自己犠牲からの退却  第3章:もうひとりの「わたし」  第4章:母と子——それぞれの旅立ち  第5章:余命とのたたかい

著者略歴

著:小沢 美智恵
1954年、茨城県生れ。千葉大学人文学部卒業、日本ペンクラブ会員。小説「妹たち」で川又新人文学賞受賞(1993年)、評伝「嘆きよ、僕をつらぬけ」で蓮如賞優秀賞受賞(1995年)、小説「冬の陽に」で千葉文学賞受賞

ISBN:9784842915296
出版社:八千代出版
判型:4-6
ページ数:264ページ
価格:1500円(本体)
発行年月日:2010年10月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ