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社会調査論

編著:佐藤 健二
編著:山田 一成

紙版

内容紹介

調査の技法を活かすにも、社会調査の想像力、解読力を培うことが大切であろう。新しい「現実」に気づき、新たな「社会」認識を構築していくことを基本に据え、社会調査論が取り組んできた課題の奥深さに迫る。初めて学ぶ人のために、経験を振り返る人のために、社会調査の方法・問題・実践を、豊富な具体例を通して丁寧に解説する。

目次

Ⅰ部 社会調査の方法
1章 問うということ──問題の組織化
2章 対象を設定する──単位と全体の構成
3章 データの収集──新しいテクストづくり
4章 データの処理──データベースの構築
5章 データの分析──比較から説明へ
6章 書くということ──分析の再組織化
Ⅱ部 社会調査の問題
7章 社会調査と社会認識
8章 具体的な知・抽象的な知
9章 仮説が生まれるとき
10章 社会調査がつくる「現実」
Ⅲ部 社会調査の実践
11章 方法論の歴史と想像力
12章 日雇い労働現場のフィールドワーク
13章 住まいという場を読み解く
14章 犯罪を減らすためになにをどう探るか
15章 地域社会に広がる社会関係の網
16章 格差や不平等をどうとらえるか
17章 「所有」と「自然」の発見

ISBN:9784842914930
出版社:八千代出版
判型:A5
ページ数:328ページ
価格:2600円(本体)
発行年月日:2009年09月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JHB