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交通と経済

風土・時間・国家

著:片山 邦雄

紙版

内容紹介

経済のグローバル化にともなって、地球規模で拡がる交通問題は、近年、急速に関心を集めている。本書ではその複雑な交通問題を、「交通の費用負担」「交通における時間あるいは速度」「規制緩和と国際交通」の各領域で整理し、精緻な分析をほどこした珠玉の論文集である。著者は交通論の専門家として最前線で活躍し続けてきた片山邦雄氏。その永年にわたる交通論研究の集大成が遂に刊行。

目次

序 章 交通の国際比較:航空市場と関西国際空港
第1部 交通の費用負担
 第1章 公共補助をめぐる学説:1956-1980
 第2章 新線建設資金と受益者負担:1980年代における政策基調の変化
 第3章 内部補助
第2部 交通の時間あるいは速度
 第4章 誘発通勤交通と時間便益
 第5章 混雑税と割当制
 第6章 交通の速度:旅客と貨物
第3部 交通の規制緩和
 第7章 アメリカ合衆国の航空自由化
 第8章 西欧の航空自由化:ECを中心として
 第9章 国際海運の自由
終 章 グローバリゼーションと近代日本海運

ISBN:9784842913483
出版社:八千代出版
判型:A5
ページ数:224ページ
価格:2500円(本体)
発行年月日:2005年01月
発売日:2005年01月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:RPT