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心の大変革 ―あたたかい心が幸せを築く―

著:中臺 勘治

紙版

内容紹介

誰もが求める幸せな生活(陽気ぐらし)とは、相手が変わり、環境が変わり、世の中が変わる中で向こうからやってくるものではない。自分の心が変わり、考え方が変わる。そして一歩を踏み出す。そんな中に近づいてくるものである。
しかし、物の見方や考え方、さらには心の持ち方を変えるということは容易なことではない。自分の幸せやわが家の幸せばかり考えていた人が、他人の不運や苦しみに心を寄せ、幸せを祈り、手助けをする。そうしたことが出来たなら、まさに生き方の大転換と言えるであろう。
本著タイトルを『心の大変革』としたのは、これまでの心を転換して、誰もが生きがいのある生き生きした、明るい日々を送れるようにとの、著者の願いが込められている。
サブタイトルの「あたたかい心」とは、誰にでも分かり易いようにと使った言葉だが、天理教教祖が教えた基本教理を指している。
著者が取り上げた天理教の基本教理とは、元初まりの話、かしもの・かりもの、たんのう、ひのきしん、いんねん、つくし運び、ひのきしん等々であり、この教えを深めて、実践へと導く。その実践項目を挙げれば、「人間思案から、あほう真実の心へ」「人を責める心から、自分が変わる心へ」「求める心から、尽くす心へ」「行き詰ったときこそ、喜びの種を蒔く」など、教えの実践を通して幸せな生活(陽気ぐらし)を自分の元にぐっと引き寄せることが出来る。あたたかい心の説き分けのみならず、信仰実践の内容となっている。

目次

今、陽気ぐらしをしているか?
陽気ぐらしを想えば
満足という心
苦労を喜ぶ陽気ぐらし
責めるより、自分を変えよう
親子団欒の陽気ぐらし
あほうは大きい心
あっぱれ長寿者の健康法
底なしの親切
人間思案
心を澄ます道
歩いておぢば帰り
物の見方がガラッと変わる

著者略歴

著:中臺 勘治
昭和22年(1947年)、東京都生まれ。同47年、慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。同50年、天理教校本科卒業。同51年、29歳で報德分教会10代会長就任。青年会日本橋分会委員長、少年会日本橋団団長、布教部長を歴任し、現在は日本橋大教会役員、本部布教部講演講師。
著書に『みかぐらうた』(日本橋大教会刊)、『天の理に沿う』(道友社刊)、『人間がたすかる原理』(養徳社刊)がある。

ISBN:9784842601281
出版社:養徳社
判型:4-6
ページ数:304ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2020年08月
発売日:2020年08月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRR