KP法
シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション
著:川嶋 直
内容紹介
KP法(紙芝居プレゼンテーション法)とは、A4の紙とホワイトボード、マグネットがあれば、誰でも、どこでもすぐにできる超シンプルなプレゼンテーション&思考整理法です。会議やコンペ、小グループの発表、ワークショップなどでプレゼンが伝わっていない、どう組み立てたらよいかわからないと悩んでいる方にお勧めの1冊です。パワーポイントよりも簡単で、誰でもできて効果抜群のKP法は、いまいろいろな企業や学校、公共団体などで静かなブームになろうとしています。
「KP法 シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション」は、このKP法の利点や方法と、そのベースになる人と人とをつなぐコミュニケーションのポイントを、KP法プレゼンテーションの達人・川嶋直さんが初めての方でも理解できるようにイラストや写真を使って、わかりやすく解説しているKP法の入門書です。ほとんどの項目は、2、4、6ページで構成されていて、すぐに実践的に活用できる本です。
目次
はじめに
第1章 まずKP法を見てください
01 「伝える」ということ
第2章 プレゼンテーションを成功させるための基本的な考え方
01 「言ったら、伝わる」は伝える側の傲慢
02 つい、ごっちゃになってしまう「行為目標」と「成果目標」
column わかるとできるは大違い
03 「知ったから、正しいから行動するのではない」と気づいた! その1
04 「知ったから、正しいから行動するのではない」と気づいた! その2
05 たくさん教えて満足するのは、伝える側だけ
column バードウォッチングの失敗談
06 コミュニケーションはキャッチボール
column コミュニケーションはドッジボール?
07 一方向→双方向→全方向のコミュニケーション
08 僕が「一方的に伝える」ときに意識している10のポイント
第3章 KP法はプレゼンテーションを変える
01 KP法とは何か
02 KP法は大きく3分類されます
03 KP法はPDCAが入った思考整理法
04 KP法のプレゼンテーションは、対話のきっかけを手渡すこと
05 グループワークの成果発表方法としても最適
06 KP法の効果 話し手にとって、聞き手にとって
07 KP法は21世紀になって始まった!
column KP法は私の発明ではありません
第4章 KP法をやってみよう
01 KP法の準備
02 KP法を行うときの人数と環境
03 グーチョキパーアンケート
04 ファシリテーターからの「問い」、ファシリテーターへの「質問」
05 ペチャクチャタイムという時間
06 良い質問をもらうための工夫
07 場数とフィードバック
第5章 KP法の必須テクニック
01 テーマの設定のしかた、構成の基本
02 KP法の1セットの枚数
03 KP法の時間はどのくらいが適当か
04 プリントアウトか? 手書きか?
05 読みやすい文字の書き方
06 色遣いをどのように工夫するか?
07 イラスト、記号などの上手な利用方法
08 KP法の事前・最中の編集について
09 KP法を使ったプレゼンテーションの始め方
10 KP法の貼り方
11 KP法のはがし方
12 KP法の記録のとり方
13 KP法の弱点
14 必須アイテム、便利な道具
15 「KP法はホワイトボードで」とは限らない
16 野外でもKP法
第6章 KP法実践講座
01 KP法を使ったプレゼンテーションの手法を学ぼう
02 KP法実践例 その1
03 KP法実践例 その2
あとがき
ISBN:9784840305327
。出版社:みくに出版
。判型:4-6
。ページ数:186ページ
。定価:1300円(本体)
。発行年月日:2013年10月
。発売日:2013年10月09日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB。