楽しく学ぶ アルゴリズムとプログラミングの図鑑
著:森 巧尚
イラスト:まつむら まきお
内容紹介
図解とイラストを豊富に使った、アルゴリズムの入門書です。
本書の特長は、
1.「アルゴリズムの意味」をイラストや図でやさしく解説
2.そのアルゴリズムに関する「プログラミング言語」のサンプルを試し、体験して納得
の2点です。
「アルゴリズム」と聞くと難しそうに思われるかも知れません。しかし、「アルゴリズム」とはズバリ、『問題を解決するための考え方』です。「このアルゴリズムは、どんな考え方で問題を解こうとしているのか?」「この手順は、何をしようとしているのか?」など、「アルゴリズムの意味」に注目して考えていくと、だんだんとアルゴリズムが分かってきます。
そして、頭の中で「意味が理解できただけ」では手ごたえがないので、本書では、実際に8種類のプログラミング言語を使ってサンプルプログラムを用意しました。あなたの使っているプログラミング言語を使って、実行してみましょう。「理解した意味の通りにアルゴリズムが動くこと」を試して、実感してください。
取り上げた言語は、JavaScript、PHP、C、Java、Swift、Python、BASIC、Scratchの8種類。自分の使っている言語のサンプルを試してみるのもよし、他の言語だとどんなふうにプログラムを組み立てるのかを比較してみるもよし。
もし他のプログラミング言語を知りたいと思っているなら、この言語間の「共通点」や「違い」が見えてくると、言語を理解するハードルがぐっと下がることでしょう。
「アルゴリズム」に苦手意識を持っている人、プログラムの組み立て方をもっと知りたい人に役立つ一冊です。
目次
第1章 アルゴリズムってなに?
1.1 アルゴリズムってなに?
1.2 プログラムとアルゴリズムの違い
1.3 アルゴリズムを考えよう
1.4 いろいろなアルゴリズム
第2章 いろいろなプログラミング言語
2.1 いろいろなプログラミング言語
2.2 JavaScript
2.3 PHP
2.4 C
2.5 Java
2.6 Swift
2.7 Python
2.8 BASIC
2.9 Scratch
第3章 データ構造とアルゴリズムの基本
3.1 データ構造
3.2 フローチャート
3.3 アルゴリズムの基本
3.4 アルゴリズムからプログラムへ
第4章 簡単なアルゴリズム
4.1 簡単なアルゴリズム
4.2 合計値
4.3 平均値
4.4 最大値、最小値
4.5 データの交換
第5章 サーチアルゴリズム
5.1 サーチ(探索)アルゴリズムとは
5.2 リニアサーチ(線形探索法)
5.3 バイナリサーチ(二分探索法)
第6章 ソートアルゴリズム
6-1 ソート(整列)アルゴリズムとは
6-2 バブルソート(単純交換法)
6-3 選択ソート(単純選択法)
6-4 挿入ソート(単純挿入法)
6-5 シェルソート
6-6 クイックソート
付録
付録1 オブジェクトをソートする
付録2 シャッフルするアルゴリズム
付録3 O記法
付録4 アルゴリズムの組み合わせ一覧
ISBN:9784839960216
。出版社:マイナビ出版
。判型:A5変
。ページ数:304ページ
。定価:2490円(本体)
。発行年月日:2016年11月
。発売日:2016年11月26日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UB。