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金子光晴の唄が聞こえる

著:松本 亮

紙版

内容紹介

流浪の詩人金子光晴の最良の評伝。最も親しかった著者の遺作でもある。

目次

バトゥパハの女  
森三千代のこと  
土方定一のこと  
流浪の意味  
山中湖畔の宿  
R子のこと  
『愛情69』以後  

書きかけのあとがき
松本亮の優しさ(暮尾淳)

著者略歴

著:松本 亮
1927年、和歌山県に生まれる。
1948年、大阪外国語大学フランス語学科卒。
1951年、詩人金子光晴を訪ね、同氏没年(1975年)まで親交をつづける。
1953年、バレエ「白狐」(台本、演出)を松山バレエ団により上演。一九七〇年「高野聖」なども。
1968年、はじめてインドネシアを旅し、ワヤン上演を見る。
1969年、日本ワヤン協会を設立。以降、没年まで主宰する。
1998年、インドネシア共和国大統領より文化功労勲章を受ける。
2017年3月9日、多臓器不全で死去。

著書 『運河の部分』『ポケットの中の孤独』『人間、吹かれゆくもの』〈以上詩集〉。       
   『アンコール文明』『ジャワ影絵芝居考』『マハーバーラタの蔭に』『ワヤン人形図鑑』
   『ジャワ夢幻日記』『悲しい魔女』『ラーマーヤナの夕映え』『ワヤンを楽しむ』『新雑
    事秘辛(金子光晴との対話集)』『ジャワ舞踊バリ舞踊の花をたずねて――その文学、
    ものがたり背景をさぐる』ほか。

ISBN:9784839603038
出版社:めこん
判型:4-6
ページ数:232ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2017年07月
発売日:2017年07月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ