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30代、40代夫婦への――遺言書のススメ

著:本田 桂子
著:鈴木 おさむ
著:大島 美幸

紙版

内容紹介

遺言書なんて、自分と関係ないと思うなかれ。
若いからこそ、遺言書は書いておいたほうがいいんです。
書いていないからモメるんです。
でも、やっぱり書くのって重いなーって思いますよね。
だからこそ、簡単に書ける、最小限で書ける方法を紹介します。
実際、書いてみるとこれまで気づけなかったことにも、たくさん気づけます。
「鈴木家」をひとつのサンプルというか入り口として、
遺言書というものを学んでいきましょう。
驚くことが、たくさんわかるはずです。


<法的に通用する遺言書、あなたにも作れます!>
鈴木「たとえば僕が死んだとして、子どもがいなかったら妻の受け取る遺産は何%になるんですか? 法律的に言うと、僕の遺産はどういう配分になるんですか?」
本田「そのためには、鈴木さんの法定相続人が誰かを知る必要がありますね」
大島「え、相続人というのは?」
本田「法律上、亡くなった方の財産を引き継げる方です。相続できる方。まず、一番の相続権があるのは配偶者ですね。お子さんがいてもいなくても、配偶者は必ず相続人になります。あとはお子さん、ご両親、そしてきょうだいです」
鈴木「それぞれもらえるパーセントは決まってるんですか?」
本田「まず、もらえる優先順位があって、配偶者の次はお子さん、お子さんがいなければご両親。お子さんもご両親もいなかったらきょうだい、という順番。配分の割合は相続人の組み合わせによって変わってきます」
鈴木「配偶者というのは妻ということ? 夫とか?」              
……つづく(本文より)

目次

第1章 遺言書ってどんなもの?
 誰かが死ぬと、こんなことが起こります
 遺産をもらえるのは誰?
 遺言書はこんな人に必要です
 遺言書を作ってみよう

第2章 遺言書を書いてみよう
 鈴木家の遺言1――鈴木おさむの場合
 鈴木家の遺言2――大島美幸の場合

第3章 もっと本格的に遺言書を作りたい人へ
 公正証書遺言のつくり方
 エンディングノートで整理整頓

ISBN:9784838727001
出版社:マガジンハウス
判型:4-6
ページ数:216ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2014年09月
発売日:2014年09月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LNB