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日本の礼儀作法

宮家のおしえ

著:竹田 恒泰

紙版

内容紹介

旧皇族や皇族はどんな風に育てられるのか…。

それを紐解いていくと、日本人の美徳の原点がありました。

本書は明治天皇の玄孫に当たる作家・竹田恒泰さんが、

「日本人なら知っておきたい、日本の礼儀作法」をテーマに、

自身が教え育てられたこと、これまでの経験をまとめた一冊です。



作法は決して古臭い過去のものでもなければ、

堅苦しくてつまらないものでもない――未来に向けて発展する創造的なものであり、

人々の付き合いを円滑にし、人生を豊かにする、「魔法の法則」だと言います。



そんな日本古来の礼儀の心得、さらには実践的な内容を知ることにより、

「日本人はそもそもこうあるべきだった」という道徳観をあらためて学べる、

礼儀作法本の決定版が登場です!





◆それぞれの思いが込められた「名前」は丁重に扱う

◆「食事作法」は、他者を尊重する心の表れ

◆品格のある人は、「型」通りの動作ができる人

◆一言で一目置かれる「言葉」は、気品の源泉

◆「質素倹約」。人は裕福で余裕がある時は成長しない

目次

序 章 旧宮家のしつけ

     特に厳しかった食事作法/名前を大切にすること/旧宮家に生まれて など

第一章 食事の作法

     命をいただくということ/食べ方の作法は「思いやり」/箸の上げ下げで人生が決まる など

第二章 動作の作法

     美しい動作には型がある/礼に始まり礼に終わる/究極の礼は神様への礼 など

第三章 言葉の作法

     「御所ことば」から学ぶ挨拶の極意/名前を直接呼ばない文化 など

第四章 敬語の作法

     日本語は敬語である/「美しい日本語」とは何か/上位者と下位者の意味 など

第五章 付き合いの作法

     黄金の人脈を築く究極の方法/断るときの作法/おもてなし精神を発揮しよう など

第六章 お金の作法

     心地良い質素倹約/お金の苦労は若いうちに/明治天皇のちびた鉛筆 など

第七章 服装の作法

     服は精神を律する/ドレスコードは店と客の約束事/服装の醍醐味はフォーマルにあり など

終 章 生き方の作法

     親の小言と冷たい酒/日本人の生き方の教科書は『教育勅語』 など



巻末付録 神社参拝の作法

著者略歴

著:竹田 恒泰
昭和50年(1975)、旧皇族・竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫にあたる。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。専門は憲法学・史学。平成18年(2006)『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で第15回山本七平賞を受賞。『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』『現代語古事記』など多数の著書を上梓している。 また、全国17カ所で開催している「竹田研究会」を含め、年間200本以上の講演を行なっている。

ISBN:9784838726844
出版社:マガジンハウス
判型:4-6
ページ数:272ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2015年11月
発売日:2015年11月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC6