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お直し とか

著:横尾 香央留

紙版

内容紹介

彼女の仕事はお直し。やぶけてしまったブラウス、虫に喰われたカーディガン、その時、その人がきたからこそできたキズに、意味をもたせるようにお直しをします。「ほぼ日刊イトイ新聞」連載中から、そのかわいさ、愛おしさに多くのファンをつかんだ、「お直しとか」。キュートな作品とお直しにまつわる、横尾さんのエッセイは良質の文芸作品の香りがします。これまで発表したエッセイも含め65篇を網羅した、全く新しいヴィジュアル本。撮影ホンマタカシさん、デザイン中村至男さん。「私が頼んだ作品には、愛犬の顔がかくれてた。しかけますよ~、横尾さんは」とは樋口可南子さんが帯に寄せてくださった文章。「世界にたったひとつの、かわいくうれしく目立つお直し」大橋歩さんからいただいたコメントも、この本の世界観を見事に現しています。

目次

《4月の雪》《ナポリ》《これおちましたよ》《美人さん》《穴から花》《記号のようなもの》《チノパンに芝生》《アメリカンな古着》《今朝の話》《おさがり》《8月の記念日》《5つの山》《奉仕の人》《赤貧一人旅2》ほか65篇

著者略歴

著:横尾 香央留
1979年東京生まれ。文化服装学院ニットデザイン科卒業。ファッションブランドのアトリエにて手作業を担当。2005年、独立。吉祥寺に作業場をかまえ、刺繍やニットをもちいたお直しを中心に活動。著書『プレゼント』(雄鶏社)

ISBN:9784838725038
出版社:マガジンハウス
判型:A5
ページ数:128ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2012年11月
発売日:2012年11月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WJF