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考えるシリーズ 3

源氏物語を考える

越境の時空

編:秋澤 亙
編:袴田 光康

紙版

内容紹介

考えるシリーズ第三弾!

目次

鈴木裕子 夕顔をめぐる物語の方法
      ―情報の伝達者・惟光、そして右近─
熊谷義隆 正妻葵上の存在価値
      ─悔恨と達成、そして紫上との結婚への影響─
岡部 明日香 須磨退去の漢詩文引用
       ─光源氏の朱雀帝思慕からの考察─
袴田光康 光源氏の流離と天神信仰
      ─「須磨」・「明石」巻における道真伝承をめぐって─
今井 上 光源氏の「罪」を問う
      ─秘匿の意図─
秋澤 亙 二条東院
      ─越境の邸第としての試論─
堀 淳一 『源氏物語』若菜下巻の女楽と『とはずがたり』
      ─演奏されなかった「解釈」─
久下裕利 夕霧の子息たち
      ─姿を消した蔵人少将─
秋澤 亙/袴田光康 あとがき

著者略歴

編:秋澤 亙
最終学歴 國學院大學大学院博士課程後期単位取得。
現職   國學院大學教授
主著   『源氏物語の準拠と諸相』(2007年、おうふう)
共編著  『王朝文学を学ぶ人のために』(2010年、世界思想社)
編:袴田 光康
最終学歴 明治大学大学院博士課程修了。
現職   明治大学兼任講師
主著   『源氏物語の史的回路―皇統回帰の物語と宇多天皇の時代―』(2009年、おうふう)
共編著  『源氏物語の新研究―宇治十帖を考える』(2009年、新典社)

ISBN:9784838604319
出版社:武蔵野書院
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2011年10月
発売日:2011年10月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ