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裁縫雛形 渡辺学園裁縫雛形コレクション

著:東京家政大学博物館
編著:三友 晶子
編著:太田 八重美

紙版

内容紹介

裁縫雛形は、明治から昭和時代にかけて製作された、衣服や生活用品のミ
ニチュアです。
布が貴重だった時代、少ない生地と時間で裁縫の技術を習得できるようにと、渡辺学園(現・東京家政大学)の校祖・渡邉辰五郎が考案しました。
約3分の1の縮尺でつくられた裁縫雛形は、本物と変わらぬ精密さで作られていますが、実際に着ることができないので、勉強した証として卒業生によって大切に保管されていました。東京家政大学博物館に所蔵されている裁縫雛形の点数は5,000点にのぼります。うち、2,290点は重要有形民俗文化財に指定されています。
和装、洋装、有職類、生活用品に分類して構成。
解説もあるので、どのようにこの衣類が作られているのか、裁縫の基本的なこともよくわかる内容です。
実物だと当時のものはあまり残りにくい「下着類」を掲載するなど、コラムページも充実です。

ISBN:9784838105908
出版社:光村推古書院
判型:163x121mm
ページ数:296ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2019年08月
発売日:2019年08月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WJF