根付の図鑑《動物》
著:吉田 ゆか里
編:提物屋
紙版
内容紹介
根付とは、装身具の一種で、江戸時代、印籠やたばこ入れを腰に下げる際、紐の端にこれを取付け、帯をくぐらせて外に出し、紐がはずれないようにしたもの。
木、竹、骨、角、金属、水晶、象牙などの材料で、人物、動物、器財などの細密な小彫刻を施したものが多く、工芸品としても発達した。
本書では根付の中でも、動物の意匠を集めて紹介。
細かな細工、様々なデザインが、江戸の粋を今に伝えている。
何よりも動物の姿が愛らしく、見ているだけで楽しくなる一冊。
目次
はじめに
動物の根付
十二支の動物
獣類
爬虫類
鳥類
虫類
魚介(貝・甲殻)類
おわりに