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絵本画家 赤羽末吉

スーホの草原にかける虹

著:赤羽 茂乃

紙版

内容紹介

『スーホの白い馬』で知られる絵本画家・赤羽末吉。三男の妻として身近に接した著者が、その仕事を振り返りながら戦前・戦中・戦後を力強く生き抜いた画家の生涯を辿る。東京下町に育った子ども時代から青年期に渡った旧満州(中国東北部)での生活、戦後の引き揚げによる数々の試練、そして絵本画家となり子ども達のために描き続けたその軌跡を豊富な資料とともに紹介し、“絵本画家赤羽末吉”の原点に迫る。

著者略歴

著:赤羽 茂乃
赤羽茂乃 1952年、東京に生まれる。1979年、絵本画家赤羽末吉の三男研三と結婚。住まいを近くし頻繁に行き来しながら、義父赤羽末吉の日々の暮らしに触れる。1990年、赤羽末吉他界後は、夫研三とともに遺された原画やフィルム、スケッチなどの整理に携わりながら、絵本画家が辿った軌跡とその作品について調査を重ねる。現在、赤羽末吉研究の第一人者として、その生涯と作品の魅力を多くの人々に伝えるため、各地で精力的に講演活動をおこなっている。横浜市在住。

ISBN:9784834085501
出版社:福音館書店
判型:194x142mm
ページ数:610ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2020年04月
発売日:2020年05月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA